建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

四方の風景を取り込み四方に開く[シホウニワの家](4ページ目)

山梨市内に、角度をずらした大屋根が特徴的な平屋が完成しました。外観からはイメージできない複雑な内部空間が、庇と壁に囲まれた4つの半屋外に繋がります。内から外に伸びる庇や壁は外部を緩やかに仕切り、そこにしかない風景をつくり出します。大きなロフトも魅力のひとつです。

執筆者:川畑 博哉

西側に並ぶ寝室、書斎、バスルーム


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寝室
1. 木製の垣根で隣地からの視線を遮った西側の庭。庇の下は物干場として使われる。
2. 北西の角に位置する寝室。窓越しに隣の寺の鐘楼が見える。写真:コネクト
3. 廊下の突き当たりの書斎コーナー。
4. 西の庭に面したバスルーム。家族で塗装したまだらな塀も味がある。
5. 洗面室の収納から物干し場まで、導線が一直線になっている。


西側は庭に沿って寝室と書斎とバスルームが並びます。寝室には奥様が選んだ藤色の壁が庭まで伸びています。また、寝室とバスルームからヒノキのデッキでリビングに出入り出来るようになっています。庇にはポールが設けられいて、洗濯物はバスルームを通ってここに干されます。

◆建築データと建築家プロフィール


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