大屋根と三角の庇の家
1. 家の周りの三方向は葡萄畑。西側はお寺の境内。写真:コネクト 2. 角度をずらした屋根がくさび形の庇を作る。 3. 南側のデッキは4cm厚の地元のヒノキで造った大きな縁側。奥の山吹色の壁は室内へと続いている。 |
「四方庭」=「シホウニワ」と名付けられたYさんのお宅は、葡萄畑に囲まれるようにして建っています。約110坪の広い敷地の北西側に寄せて建てられました。南北に10m、東西に9mの、ほぼ正方形に近いコンパクトでシンプルなプランに、大屋根を10度ずらして架けることで、内から外に伸びる庇と壁とデッキが個性的な外部空間を造りだしています。
◆建築データと建築家プロフィール