期末(平成25年3月末)までに日経平均株価は13000円

日経平均株価に投資して短期で利益を上げられるファンドは?

日経平均株価に投資して短期で利益を上げられるファンドは?

マーケットの感覚からすると、若干古い話になってしまうのかもしれませんが、2月9日の講演会で、甘利明経済財政・再生相が日経平均株価について、「期末までには13000円をめざして頑張るぞという気概を示すことが大事だ」と語りました。

現職の経済閣僚が13000円という数値まで掲げて株高を意識した政策を打つ姿勢は、マーケットにポジティブに作用するのは事実ですが、少し勇み足という気がしないまでもありません。勇み足か否かは私たちが判断するのではなく、政治の判断に任せるとして、発言を前向きに捉えて、上手に投資するすべを考えて見ましょう。

衆議院解散後からの急騰は、日本株の水準訂正という側面があったため、強引な言い方をすれば、アベノミクスに合致している銘柄(株式)であればどんな銘柄も上昇した感がありました。しかし、公表される経済指標などを俯瞰すれば、お世辞にも景気がよいとは言えず、むしろ景気は悪い局面から抜け出る兆候が見られ始めたという感じに思われます。つまり、これからは選別して銘柄選択を行わなければならないということになるのです。

ブル・ベア型ファンドを上手く活用する

選別してと簡単に言ってしまいましたが、投資信託を上手に選別するのは株式よりも難しいかもしれません。そこで、大臣の発言を上手に活用するのです。甘利大臣は「日経平均株価が13000円を目指して頑張るぞ」と言われているのですから、素直に日経平均株価に連動する投資信託を選べばいいでしょう。

平成25年2月15日(金)の日経平均株価の終値は11173円83銭ですので、13000円まで上昇すれば幅にして約1830円、率にして約16%強の上昇ですから悪くはない期待収益率と言えるでしょう。

しかし、昨年11月からの急騰に乗り遅れた人は、16%強の収益ではこれまでの出遅れ分にしては物足りないと思われているのではないでしょうか。そんな物足りない人に注目していただきたい投資信託が「ブル・ベア型ファンド」です。

ブル・ベア型ファンドとは、相場の方向性を予想するやや投機的な投資信託で、相場が上昇すると思えば「ブル型」を、相場が下落すると思えば「ベア型」を選ぶことになります。自分の予想した方向に相場が動けば高い収益を期待できる投資信託ですが、その中でも「ダブル型」あるいは「トリプル型」のブル・ベア型ファンドであればさらに高い収益を期待できるのです。

たとえば、日本株に連動する「トリプル型」は、日本株市場全体の値動きに対して概ね3倍程度の収益を期待することができる投資信託です(ダブル型は概ね2倍)。トリプル型の投資信託は2本しか設定されていないのですが、その内の1本、SBIアセットマネジメントが運用する「SBI日本株トリプル・ブルベアオープン」の「SBI日本株トリプル・ブル」で概ね3倍を検証してみることにしましょう。

平成25年1月31日基準のマンスリーレポートによれば、1カ月の収益率は20.14%、3カ月は同87.65%です。1カ月ということは1月の収益率になりますが、日経平均株価は昨年末が10395円18銭だったものが、1月31日には11138円66銭と7.15%の上昇。平成24年10月31日は8928円29銭だったものが1月31日には11138円66銭と24.76%の上昇でした。

それぞれの上昇率を3倍すると、1カ月=21.45%、3カ月=74.28%になります。1カ月は3倍に届きませんでしたが、3カ月は3倍を超えています。またマンスリーレポートには、1月の日々の連動率が記載されていますが、1番劣っている日でも2.97倍でしから概ね3倍の合格点をあげることが出来るでしょう。

プラスの面ばかり強調してしまいましたが、当然、日本株全体が予想に反して下落すれば、投資信託の下落率も概ね3倍になります。たとえば、日経平均株価が1カ月で5%下落すれば、トリプル・ブル型の投資信託の収益率は15%の下落になります。つまり、ブル・ベア型ファンドのトリプル型はハイリスク・ハイリターンの投資信託(ダブル型も同様)なのです。しかしながら、株式の信用取引のように追い証や強制決済になることはありません。

投資信託は中・長期で資産形成を行う金融商品ですが、こと、ブル・ベア型ファンドに関しては、数少ない短期運用にも対応できる投資信託なのです。

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