「初心者です!」が通用しないのが育児の大変なところ
育児を通し、自己嫌悪に陥るママは非常に多いです。その理由の1つとして、母親業の責任の重さがあげられます。子どもが生まれたその日から、母親として多くの要求に答えていかなくてはいけません。「ワタシ、初心者です!」なんて言っていられない状況がその日から始まってしまうのです。普通、「初心者です」というと、多めに見てもらえる、徐々に慣らしていけばいい、そんな手が差し伸べられることも多いですが、育児においてはそれがありません。ママ初日から、フル稼働なんですね。しかも、すべて初めてのことの連続です。初めてのことばかりでフル稼働では、余裕がなくなるのも当然。自分の出来ないっぷりを見せつけられる状況が次から次へと出てきやすいのがママ業なのです。
自分で自分を否定しないで!
そんな状況が続くと、つい、自分のことを「ダメな母親」と否定したくなる気持ちが現れます。でも、その気持ちにそのまま従って自分のことをダメと全否定してしまうと、自分の存在自体を否定してしまうことになり、気分がひどく落ち込んでしまいます。ただでさえ気分がへこみやすい状況が揃っているのがママ業。意識的に自分を持ち上げていく工夫をしていくことが大切です。ママ業は、すべてが初めてのことの連続。なので、頑張っていても、時には失敗もする。それが当たり前なんですね。だから、「私のせいだ」「私はダメだ」が出そうになったら、それを自ら打ち消してあげてください。
「そんなことはない。私も私なりにがんばってやっているんだ」と。
自分の一番の理解者になって、自ら元気づけていきましょう。お子さんにとって世界一のママはあなたなのです。あなたの存在自体が、お子さんの心を満たしているのです。だから、自信を持って、落ち込む必要なんてないのですから!
子どもにとって自分のママが世界一!
■育児ストレス症状別解消法は、本編のほかにも、
⇒ 「育児のイライラを減らす秘訣」
⇒ 「育児の不安を減らす秘訣」
⇒ 「やる気をアップさせる秘訣」
があります。それぞれをクリックしていただくと、各対処法がご覧いただけます。