夜景を見やすい室内の照明とは?
映り込みがあり夜景が見えにくい
右の写真のように、客室の様子が窓ガラスに写りこんでしまっては台無しです。もちろん室内を真っ暗にすれば映り込みはなくなりますが、飲み物を飲んでリラックスしたり、荷物を出したりするのに、ずっと真っ暗というわけにはいきません。
一般的なホテルでは、ダウンライトやシーリングライトなどの全般照明(部屋全体を明るくする照明)とベッドサイドのスタンドライトやフロアスタンド、鏡台のブラケット(壁付け器具)、足元灯などの局部照明用の器具が複数ついているかと思います。入口のスイッチで通常は全般照明が点灯するので、寝る直前までそのまま過ごしているという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それでは、せっかくの夜景を満喫できていない可能性があります。
窓ガラスへの映り込みは、室内の様子が映る、自分自身が映る、照明器具が映る、のいずれかですが、映り込みを減らすには、室内全体の明るさをおさえること、特に壁面と天井面を暗くすることがポイントとなります。
ホテル大阪ベイタワー客室から見た大阪の夜景
次のページでは、映り込みを防いで夜景をきれいに見せる照明のポイントをご紹介します。