アクセサリーの歴史
近年、多くの女性たちが身にまとい、ファッションとしても楽しんでいるアクセサリーは、太古より男女を問わず身につけられてきました。獲物の骨や貝、木や石などを素材として始まり、やがてそれを加工したものが作られる様になりました。磨くことにより石の輝きを知り、また希少性を知り、宝石にたどりつき、そしてそれらをちりばめたジュエリーが特権階級にもてはやされるなど、歴史と共に変遷してきました。
宗教的要素が強かった頃から次第に、主に男性の権力や財力の象徴となり、それに美的センスも加わり発展してきました。
コスチュームジュエリーとは
コスチュームジュエリーとは、衣服に合わせて身につけ、服とジュエリーを装っている本人が最も美しく調和するようにバランスをもって創られ、主にイミテーション宝石を用いていながらも、宝石以上にすばらしい存在感をもって私たちを魅了するアクセサリーのことなのです。パールの様に見える素材、ガーネットの様に見えるガラスなどを用いてゴージャスで密度の高いものが製作されていきました。
もともと宝石といっても自然がつくった石なのですから、コスチュームジュエリーは
人間が作り出した宝石といえるのではないでしょうか。
コスチュームジュエリーという「本物」があるのだと思います。
ネックレス、イヤリング、ブローチのセットのことで3点以上をパリュールといいます。