天然のオイルとミツロウのみで作ったシンプルな保湿剤
敏感肌に大活躍してくれる、とっておきの手作り保湿剤を紹介します。肌の状態が特に悪く、何をつけても肌が反応して悪化してしまうような時、ミツロウとホホバオイルで作った手作りの保湿剤がとても役立ちます。■ミツロウについて
ミツロウは、ハチミツの専門店や東急ハンズ、通販などで手に入ります。そんなに高いものではなく、50gで数百円ぐらい。家具用のワックスや、ロウソク等に加工されている商品もあるので、間違わずに化粧品用のものを求めます。ミツロウは肌を外界から守る保護力が抜群ですが、ロウソクのように固いのでそのままでは使用できません。
■ホホバオイルについて
ホホバオイルは、分子構造が皮脂によく似た植物性のオイルです。少し割高ですが、ニールズヤードレメディーズのものが100%オーガニックなので安心だと思います。肌の調子がよい時は保湿オイルとしてそのまま使用してもよいのですが、とても皮膚になじみやすいため、乾燥肌ではすぐに吸収されてしまいます。
■作り方
そこで、この二つを混ぜた保湿剤を手作りします。比率は重さでホホバオイル3対ミツロウ1が使用しやすく、ちょうどよい固さになります。
熱湯消毒した小型のジャムの瓶などに、重さを計ったミツロウとホホバオイルを入れ、ふたを閉めて熱いお湯の中に30分ぐらいつけておきます。溶けて混ざったのを確認したら、お湯から取り出して室温で1時間ぐらい冷ますと、いい固さのクリーム状になります。
■使用方法
清潔な肌に化粧水をたっぷりつけて水分を補った後、この保湿剤を顔全体に薄く塗って肌を保護します。天然のオイルとミツロウのみで作ったシンプルな保湿剤で、界面活性剤を使っていないので安心。
市販のクリームに比べて肌が過敏症を起こしにくいので、肌荒れの起こりやすい季節の変わり目などにとても助かっています。
■ ニールズヤード レメディーズ
HP:www.nealsyard.co.jp/
※データは記事公開時点のものです。