壁面収納で掃除ロボットと暮らす家にリフォーム!
ルンバなどの掃除ロボットが掃除をしやすい家をルンバブルと呼ぶなど、最近ではお掃除ロボットを賢く使って家事の負担を軽減する人が増えています。ここで暮らす家族は共働きで子育てにも忙しい毎日。しかも片付けも掃除も苦手ということで、できるだけラクに暮らせるよう、掃除ロボットがきちんと掃除をしてくれる住まいの形にリフォームしました。テレビや書斎コーナー、本棚やおもちゃ入れなどは全て壁面収納の引き戸の中に。半透明の軽い扉で圧迫感も少ない。
まず掃除ロボットはスキマが苦手です。そこで家具は置かずに壁面収納を作り付け、スキマの無いプランに。また椅子やソファーの下も掃除ロボットが通れるように、脚部は高さを10cm以上のものを選び、床はもちろん段差無し。扉は引き戸にして、開け放って家中の掃除をしやすくしました。これなら仕事に行っている間に、お掃除ロボットが家中の掃除が済ませておいてくれます。
2Wayアクセスのウォークスルー収納が快適便利の秘訣
収納が少なかったビフォーに比べて、アフターは収納をたっぷり確保しました。特に工夫をしたのが寝室とリビングの間に作った集中型収納です。集中型収納を使いやすくするポイントは、出し入れまでのアクセスです。使う場所からアクセスが遠いと、使い難い収納になってしまうのです。寝室~ウォークスルークローゼット~リビングは一直線。まっすぐ通れる人の道筋と風の道筋になっている。
そこで、この家では出入り口を寝室とリビングの2箇所に作り、2Wayアクセスのウォークスルークローゼットにしました。これなら寝室からは衣類の出し入れができ、リビングからは日用雑貨や家事用品の出し入れができるので、とても便利に使えます。
またこのウォークスルークローゼットは、寝室~リビングまで風がまっすぐ通り抜ける「風の道筋」になっています。マンションの場合、せっかく窓があるのに間仕切り壁で風の道筋が遮られていることが多いのですが、このような間取りの工夫で風通しのいい住まいにすることができます。
よくある風通しが悪いマンションの間取りを例に、室内窓や引き戸、玄関網戸を使って部屋の風通しをよくするリフォームを下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■マンションの風通しをよくするリフォーム
最新設備や小技もいっぱい!会期後半には再度内装リフォームも
他にも、素早く動けるオープンキッチン、スイッチやコンセントの工夫、家で焼肉を楽しんでも部屋が臭くならないペンダント型換気扇など、随所に楽しい工夫がいっぱい!各所にリフォームの工夫を解説した、ガイドYuuからのメッセージもあります。各所にリフォームの工夫を解説した、ガイドYuuからのメッセージがあります。
また「リライフのすすめ」は、会期中に内装材をリフォーム。前半と後半でインテリアのリフォーム体験もできるイベントになっています。イベントの全体像や前日の準備の様子などは、下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■リフォームのビフォーアフター体験!リライフのすすめ
【展示内容】
共働き家族が暮らす都市の家。マンションのLDK空間を再現し、暮らしに合せたリフォームのこだわりポイントを紹介。
【マテリアル展示・パネル展示】
リフォームにも適した建材、内装材を紹介、素材感や感触を体感できる。またリフォーム事例やリフォームに関わる公的な支援制度も紹介。
【連動企画】
リフォームを考えるセミナーやトークショー、ペイント体験や壁紙を貼るセルフビルドのワークショップ講座など、まとめて開催。⇒詳しくはこちらです。
会期:2013年1月17日(木)~3月12日(火) ※水曜日および2/17(日)休館
時間:10:30~19:00
会場:リビングデザインセンターOZONE(3F OZONEプラザ)
〒163-1062 東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
主催:リビングデザインセンターOZONE
協力:扶桑社relife+(リライフプラス)
展示監修:Yuu(尾間紫)
入場料:無料
問い合わせ先:03-5322-6500(10:30~19:00 水曜日休館)
【関連記事】
■リフォーム前準備!家ストレスをチェック
■「リライフ」でもやもやした不満を残さない
■リフォームプランの手順! 最初の一歩はリライフから
Copyright(c)2013 一級建築士事務所 Office Yuu,All rights reserved.