「なんとかなりそうだ」と思うとストレスにならない
Aさん、Bさん、Cさんの違い、それは、物事の見方。
私たち人間は、自分の身に何か問題が降りかかると、それが自分で対処できるレベルのものかどうかを瞬間的に判断する習性があります。「できる? それとも、できない?」と自問するのですね。ここでの「対処」とは完璧にこなすという意味ではありません。自分なりになんとか乗り越えられそうか?ということを判断するのです。この判断で、「私ならやれそうだ」「なんとかなりそうだ」と思えれば、それはもはや「問題」ではなくなり、「タスク」や「チャレンジ」として感じられ、「よしやるぞ!」とポジティブなエネルギーが湧いてきます。
逆に「ムリだ!」と捉えてしまうと、その問題は立ちはだかる「高い塀」やこれ以上進めない「行き止まり」に感じられ、瞬時にストレスへと変わってしまうのです。
ストレスになるかならないかは考え方にあり
次ページは、ストレスに突入させないメンタル力についてです。