子供のしつけ/2~6歳のしつけ

かわいい子には旅をさせよ(2ページ目)

子どものことをかわいいと思うなら、親の元で甘やかして育てるのではなく、世間の厳しさを経験させることが、子どものためになるという意味ですが、子どもの成長のためには親は我慢する努力も必要です。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド


子どもができることは子どもにさせる

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お手伝いはどんどんさせましょう

衣類の着脱など身の回りのことや、おもちゃの片づけなど、自分でできることは、子ども自身にさせるようにしましょう。親が手伝う方がずっと楽なので、ついつい手を出したくなりますが、そこはぐっと我慢です。

また、責任感の強い子どもに育てるため、子どもには、どんどんお手伝いをさせましょう。

子離れ親離れできる親子関係

親は時期が来れば子離れすべきであり、子も親離れすべきです。現代の親は過保護になりがちです。過干渉になりがちです。それでは子どもの自立心が育ちません。つねに親の意見を聞いてしまうようになり、自分で考える力が付かないからです。ついつい手や口を出したくなりますが、親は我慢をする努力が必要です。

親が自立できていないと、子どもも自立できず、お互いに自立できない依存関係が続き、問題が生じてくるのです。子どもは別人格であることを認め、子どもはいつか離れるものだと認識することに、努力しなければならない親もいるかもしれませんが、それが愛する子どもためだと気付くことが必要です。このようにして、親も子も共に成長していくのです。

 

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