レースまで残り30分。そろそろ買う馬を決める
15時05分。いまだ悩んでいると、フェアリーステークスの出走馬がパドック(レース前にお披露目される場所)に登場。さて、ほろ酔いのせいもあり買い方を決めかねていた私ですが、パドックを見た時、ある馬に心惹かれました。その馬とは、3番ウインプリメーラ。理由は……、ひとまず次の写真を見てください
この目つきを見てください。幼いメス馬ながら気合十分。間近で見ていた私は高校時代の不良女子を思い出しました。さすがオルフェーヴルと同じ父を持つ馬。これならレースでも物怖じせず力を発揮してくれるでしょう。
しかも、フェアリーステークスの舞台となる中山競馬場芝1600mは、ほぼ三角形を一周するという、国内屈指の変則コース。そのため、能力以上にレース運びのウマさが重要なんです。
そこでウインプリメーラ。先ほどはあんな目つきをしていましたが、実はこの馬、センスは抜群。いつも前目のポジションにつけて抜け出す安定感抜群の競馬。野球で言えば川相昌弘、サッカーで言えば遠藤保仁。競馬で言えばウインプリメーラ。派手さはないけど、ウマさを武器に上位を奪うタイプなのです。
私はウインプリメーラの単勝を買うことに決めました。ということで、やっと馬券購入です。
【ポイント4】
自分の予想を語り過ぎると、外れた時に恥ずかしいので注意。
馬券の購入方法はかなりシステマチック
15時15分。レースまで20分となりました。馬券の購入はスタートの2分前(今回は15時33分)まで可能ですが、締切直前は混み合いますので、できれば10分前には買うようにします。さて、いよいよ馬券購入。ここで最初に出て来たマークカードの出番。これが投票の申込用紙となりますので、買いたい馬券に合わせて、「表面」と書かれた側の各項目をマークしていきます。
「競馬場名=中山」、「レース番号=11」、「式別(※買う馬券の種類)=単勝」といった具合ですね。
そして単勝の場合は、1頭選ぶだけですから、「1着・1頭目」の欄の3番(ウインプリメーラの馬番号)を塗ります。2着3着の欄は塗りません。
馬連の場合は、1・2着になりそうな2頭を1頭目と2頭目の欄に塗ります。さらに着順も指定する馬単では、1着・2着の順番まで考慮してマークします。3連複・3連単も同様です。
そして最後に「金額=5」「単位=百円」と塗っていきます。間違えた場合は取消を塗ると、その欄は無効になります。
こちらのページも参考に。
マークカードシミュレーター
15時25分。塗りつぶしたマークカードを持って、写真のような馬券の自動発売機に行きます。自動発売機は競馬場、場外馬券売り場の至る所に並んでいます。
この自動発売機にお金を入れ、先ほどのマークカードを入れると馬券の購入が完了。発売機での具体的な流れは、以下のページを見て頂くと分かりやすいでしょう。
自動発売機での買い方 ‐JRA
なお、自動発売機ではなくスタッフのいる窓口でも手渡しでの馬券購入が可能です。また、マークシートに記入ミスがあっても、すかさずスタッフの人が発売機の横から顔を出してフォローしてくれるので緊張する必要もありません。
【ポイント5】
マークシートの塗り方が分からなくなったら、スタッフに聞いてみる