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岩手三大麺の一つは、なぜか韓国ルーツの冷麺

冷麺と言えば韓国焼肉のお店をイメージしますが、岩手には「盛岡冷麺」と銘打たれた地域の名物としての麺料理があるんです。わんこそば、じゃじゃ麺と並んで岩手三大麺の一つに君臨するその冷麺をぜひご賞味ください。

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極上の冷麺が味わえる ぴょんぴょん舎

盛岡冷麺

盛岡冷麺

冷麺と言えば韓国焼肉のお店をイメージしますが、岩手には「盛岡冷麺」と銘打たれた地域の名物としての麺料理があるんです。わんこそば、じゃじゃ麺と並んで岩手三大麺の一つに君臨するその冷麺の魅力を確かめに、人気のぴょんぴょん舎を訪れました。

カラフルな器の中身にそそられます

白いどんぶりに赤いスープ。麺は半透明ぎみのやや平たい太麺で、茹で卵の黄色やキュウリの緑色が、器の中をカラフルに彩ります。もちろん冷麺ですから冷たいスープ。良く見るとフルーツのナシやキムチもスープに浮かんでいます。麺をすすると、非常に強いコシがあり、かみごたえ十分。赤いスープはほどよく辛く、しかしただ辛いだけではない旨み、ダシの深みを感じる美味しさです。

朝鮮半島をルーツに持つ、盛岡育ちの麺

こちらの冷麺、やはりルーツは朝鮮半島にありました。平壌出身の料理人が、故郷を思い、盛岡で冷麺を作ったのが最初だそう。その後、スープや麺の味を盛岡人好みに次第にアレンジし、今の盛岡冷麺が生まれたんだそうです。このあたりの歴史は、じゃじゃ麺が伝わった様子とよく似ていますよね。

魅力は麺のコシ、特製キムチ、美味しいスープ

麺のコシの強さは、ジャガイモのでんぷんと小麦粉から作られていることで生まれ、そば粉ベースの平壌冷麺とは大きな違いを見せています。ツルツルとしたのど越しも、他の麺ではちょっと味わえない感覚。冷麺専用に仕込まれたキムチや、牛肉などからダシを取ったという美味しいスープと相まって、実に爽快な麺の世界を楽しませてくれるのです…。

やっぱり冷麺には焼肉!

今や盛岡のみならず、銀座やスカイツリーにも店舗を持つぴょんぴょん舎です。テイクアウト用の冷麺セットも人気だそうで、自宅で味わう遠方のファンも多いんだとか。でもやはり、発祥の地である盛岡で、まずは美味しい焼肉をほおばってからシメにいただく冷麺が最高!お肉と冷麺のセット「冷麺焼肉セット(1650円)」は、ボリュームもほどほどで、一人旅でも気軽に楽しめる優秀なメニューです。

■ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店
・住所:盛岡市盛岡駅前通9-3
・電話:019-606-1067
・営業時間:11:00~24:00(L.O.23:00)
・アクセス:盛岡駅から徒歩2分
・定休日:なし
・URL:http://www.pyonpyonsya.co.jp/tenpo_morioka-ekimae.html
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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