オリックス生命の『夫婦関係と家計に関する実態調査』では、2012年11月に全国の20歳~59歳既婚男女(有効回答数1000サンプル)を対象として、現在の夫婦関係や家計に関する状況・意識等の調査をしています。その中から、現在の家計状況がよく表れている、家計に関する状況・意識と家計の見直しについて取り上げてみました。
76.5%が家計が厳しいと回答!
下記の図は、「家計に関する状況や意識」を調査したものです。 「家計が厳しい」では、あてはまる(非常にあてはまるとややあてはまるの計)の割合が76.5%にもなり、「将来に備え、家計を見直す必要がある」にも、あてはまる(同上)の割合が80.9%と非常に高くなっています。さらに、「今年(2012年)は夫婦の貯蓄残高は減少傾向」でも、あてはまる(同上)の割合が70.3%となっています。これらの結果から、多くの人が貯蓄を切り崩して生活費に充てるほど家計が厳しく、家計を見直さないとやっていけない、というのが実態のようです。
ただ、「配偶者のこづかいを減らしたい」については、あてはまる(同上)の割合が31.8%しかありません。厳しい家計の中でも、こづかいはまだ聖域となっているのであればまだ救われますが、既に極限まで減らしているので、これ以上減らすことに否定的なのだとしたら、一刻も早く家計を見直すべきでしょう。
>>消費税率がアップしたら、家計で見直したいものとは? 結果は次のページへ