映画「アメリ」のロケ地としても使われた美しい白亜の建物
19世紀半ばまでパリ郊外の農村だったモンマルトルは今でも“パリにある田舎”といった雰囲気があり、一種独特のエリア。そのモンマルトルの丘に聳え立つ一際目を惹く建物がサクレ・クール寺院です。1919年に完成したロマネスク・ビザンティン様式の教会堂で、3つのドームを持つ真っ白な外観から、初めて見たときはインドのタージ・マハルみたい!と思いました。
パリを代表する観光名所の1つで、日本でもヒットした映画「アメリ」のロケ地としても使われたのは記憶に新しいところ。天気がいい日には白亜の建物が青空に映えて本当に美しく、パリの至るところからその姿を目にすることができます。
ドームからの眺めも素晴らしく、そもそも丘の上に建っているのでかなり遠くまで見渡せます。ただし、高さ83m、234段もの階段を登らなければいけないのはちょっとつらいところ。
また、寺院周辺はしつこい物売りやスリが多発しているので、ご注意を。
■サクレ・クール寺院
住所:35 Rue du Chevalier de La Barre 75018 Paris
TEL:+33 (0)1 53 41 89 00
拝観時間:6:00~22:30
定休日:無休
拝観料:無料
アクセス:Anvers(メトロ2号線)から徒歩20分
ホームページ:サクレ・クール寺院