踊る‘象形文字’、そして計算された‘ノグチ・ディテール’
次の明るい空間では、ノグチの素描やブロンズの作品が並んでいる。彫刻家:イサム・ノグチの作品を見るのは、初めて。パリでアートを学んだ彼の作品には、ピカソやミロなどキューピズムの影響が見えかくれしますね。
エントランスの薄暗いあかりの間から一転、トップライト明るい空間に真鍮の作品がキラリ……。 (写真をクリックすると拡大されます。) |
切り抜かれた平面の連結構成作品群……生命体の世界へ飛び込んでいる感じだなぁ。。。 (写真をクリックすると拡大されます。) |
■彫刻のワークシート/Worksheet for Sculpture 1945年制作 鉛筆、方眼紙、黒クラフト紙(財団法人イサム・ノグチ日本財団所蔵)?2005 The Isamu Noguchi Foundetion and Garden Museum/ARS,New Youk/SPDA,Tokyo まるで象形文字のような絵が。。。 (写真をクリックすると、ワークシートを使って遊ぶコーナーが拡大されます。) |
それは単なる彫刻ではなく、計算し、デザインされた作品。会場では著作権等の問題で撮影ができない。そこでボクはあらゆる方向から作品を見つめ、フムフムと感心しながら、持参したスケッチブックに作品のディテールを描きはじめた。(会場で、ボクの唸り声、響いていたとおもうなぁ。。。)
■(中央)ツー・イコール・ワン 1988年制作 ブロンズ(香川県文化会館所蔵) 面材構成の作品群……中央の作品にボクは引き付けられた。。。 (写真をクリックするとこの作品を繊細に描いたガイドのスケッチコラムが拡大されます。) |
■会期:2005年11月27日(日)まで
■観覧料:一般\1,300-/大学・専門学校生\900-/中高生・65歳以上\500-
■開館時間:10:00am~18:00pm(入館は17:30pmまで)
■休館日:月曜日
※取材協力:東京都現代美術館
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