野菜や果物の素材の味をいかしたシンプルな料理が人気の「ローズベーカリー」
ローズベーカリーは、もともとロンドンに本店を持つデリカフェが、2002年にパリに登場したもの。オープン以来、そのオーガニックの惣菜や体にやさしいスイーツなどでパリジェンヌの間で大人気になった惣菜屋さん兼カフェです。入り口のショーケースには惣菜が並んでおり、持ち帰りも可能。奥にはイートインスペースがあり、ランチはもちろん、カフェとしても利用できます。
中でもおすすめは、にんじんやくるみなど、体に良い新鮮な野菜が入ったキャロットケーキ(4.5ユーロ/イートイン6ユーロ)。このローズベーカリーの定番ケーキ、カップの中からのぞく、白いクリームチーズをかぶった姿が何ともユニークで可愛いのです。
創業者のローズさんは、オーガニックの潮流にのっていたパリで、シンプルかつナチュラルな家庭料理をイメージした惣菜を次々と送り出しました。野菜や果物の素材の味をいかしたシンプルな料理は、ヘルシー志向のパリジェンヌ達にたちまち話題になっていったのです。
ランチとして食べるメニューはスープ、タルト、ミニピザ、サラダ盛り合わせなど。日替わりの野菜がたっぷりのったベジプレート(14ユーロ)も人気です。胃に重たいものを食べてしまった翌日にでも、おすすめです。
現在はパリに3店舗も展開されており、2011年には日本にも丸の内、吉祥寺とその勢いを拡大しつつあります。
■Rose Bakery本店
住所:46, rue des Martyrs 75009 Paris
営業時間:10:00 - 18:00 (ラストオーダーは16:00)、月曜定休
メトロ:「 Pigalle」(2・12番線)/「Notre-Dame-de-Lorette」(12番線)