悪かったときはどうする?
逆にテストの点数が悪かったときの対応ですが、テストの得点が悪かった原因が分からないままに怒っても意味がありませんし、テストは苦手な得意・不得意な単元や問題を把握するためのものです。まず、時間を気にせずにじっくりとやり直しをさせてください。これは、その問題をどうして間違えたのかの原因分析になります。算数でも国語でもじっくりと問題を読めば解ける問題が多いです。時間を気にせずに考えたら正解率が上がったのでしたら、お子さんは早く正確に解く処理能力が不足しているわけですから、問題集などを使って処理能力を高めるように反復練習させてください。もし、時間をかけても問題の意味がわからない場合には、語彙力や読解力で行き詰っている可能性があるので、まずは文章の意味を理解し、それから問題に取り組むように親御さまはサポートしてあげてください。
また、テストのやり直しは満点になるまでするのではなく、お子さんの点数プラス20点を目安に取り組ませてください。一歩ずつ確実に成績をあげるための目標となりますし、このテスト直しを地道に継続することで学力は定着していくでしょう。