日本茶/季節・シーン別おすすめ日本茶

お茶(日本茶)の種類(4ページ目)

今回はお茶の種類の基礎をご紹介します。違いを把握することでお茶屋さんで売られている茶葉の価格の違いにも納得できますし、時間帯や目的、そのときの気分によって適したお茶を選ぶ楽しさも加わります。同じチャの樹からできているのに種類の数だけ味がある、とってもクリエイティブな飲み物なのです。

市川 雅恵

執筆者:市川 雅恵

お茶/日本茶ガイド

元祖ブレンド茶

ここでは「元祖ブレンド茶」と呼びたいと思います。茶葉に二次加工を施したお茶です。

■玄米茶
玄米茶

こんがりこうばしい香りの玄米茶

番茶や煎茶に炒った玄米をブレンドしたお茶。熱湯で淹れて香ばしさを楽しむお茶です。

玄米茶と呼びますが、白米を炒ったものをブレンドしているものもあります。もともとは京都のお茶屋さんが正月の鏡餅を砕いて炒り、お茶に混ぜて飲んだらおいしかったので商品化したのがはじまりだといわれています。

 

■ほうじ茶
ほうじ茶

カフェインやタンニンが少なく小さいお子様にも人気


番茶や茎茶を強火焙煎したお茶。湯呑みに注いだときにキツネ色をしています。

熱湯で淹れて焙煎香を楽しむお茶です。後味がさっぱりとしているので食後のお茶として飲食店でも多く出されており、冷やして麦茶のように飲んでも美味しいです。
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