黒い大きな箱と木のパーゴラ
1. 米松のパーゴラのあるファサード。外壁はガルバリウム鋼板の銀黒色。 2. 手前はヘムロック張りのガレージの引戸。右奥に玄関が控えている。 3. 2階の東南の角はデッキテラスになっている。 |
JR中央線の武蔵境駅から15分ほど歩くと、商店街の先に黒い大きな箱のようなYさんの家が現れます。敷地は、正面が斜めに走る通りの北側に面し、東側が路地という好立地です。通りと建物の間には三角形の土地があり、ここをガレージと玄関へのアプローチとして、米松でパーゴラを設えています。足元には枕木が敷かれて、シマトネリコやリュウキュウツツジなどの低木の植栽が道行く人の目を楽しませています。
◆建築データと建築家プロフィール