「難関」と言われることの多い公認会計士試験ですが、その実態はあまり知られていません。
実は、公認会計士試験と言っても、短答式試験と論文式試験の2段階に分けられています。短答式試験の合格者だけが、論文式試験を受験できます。短答式試験は、5つの選択肢から正解を1つ選ぶ形式の試験です。論文式試験は、文章で解答する形式の試験です。

それでは、合格者数は何人で、合格率は何%なのでしょうか? また、合格基準は何%なのでしょうか?

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【図1 短答式試験 → 論文式試験】



公認会計士試験を受験しているのは、どんな人たちか?

平成26年に実施された公認会計士試験では、10,870人が願書を提出しました。この10,870人について、「1.年齢」「2.職業」「3.地域」の観点から分析してみましょう!(参考にした資料は、公認会計士・監査審査会が公表している平成26年 公認会計士試験 合格者調です)

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       【図2 受験生の年齢 職業 地域】


まず、「1.年齢」です。5歳ごとに区切って見ると、最も多いのが「20歳以上25才未満」の2,988人(27.5%)です。ちなみに私が公認会計士試験に合格したのも24歳の頃でした。次に多いのが「25歳以上30歳未満」で、2,978人(27.4%)です。その次は、「30歳以上35歳未満」の2,114人(19.4%)です。なお、合格者の82.8%は男性です。

次に、「2.職業」です。最も多いのは公認会計士試験のための専門学校生や無職の人たちで、4,270人(39.3%)です。私も公認会計士試験に合格したときは、無職で公認会計士試験の専門学校に通っていました。次に多いのが会社員で、2,135人(19.6%)になります。

最後に、「3.地域」です。最も多いのは、やはり「関東」で、6,592人(60.6%)です。次に多いのが「近畿」で、2,066人(19.0%)です。ちなみに私は近畿出身です。

以上をまとめると、平均的な公認会計士試験の受験生は、「関東在住で、無職で公認会計士試験の専門学校に通っている、20歳以上25歳未満の男性」といえます。

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