ヨーロッパ風の上品な高原リゾート。ローレンシャン高原

日本人の琴線に触れるのは、やはり秋の紅葉 (C) Fairmont Resorts and Hotels

日本人の琴線に触れるのは、やはり秋の紅葉 (C) Fairmont Resorts and Hotels

ケベック州最大の町にして、カナダでも2番目に人口の多い都市モントリオールから車で1時間で訪れることのできるローレンシャン高原。深いメープルの森に、きらめくような美しい湖沼が点在する自然豊かな高原地帯です。日本では、メープル街道の紅葉のハイライトとして人気が高い場所ですが、純白に包まれる冬から、新緑の春、夏の避暑と、秋だけではなく、四季を通じて、その魅力は途絶えることがありません。

この記事では、アクセスや天候、見どころなど、ローレンシャン高原の情報を網羅します。ローレンシャン高原での宿泊については、別記事ローレンシャン高原(モン・トランブラン)のホテルをご参照ください。

ローレンシャン高原へのアクセス

道路はいずれもよく整備されたハイウェイが大半 (C) Blue Works

道路はよく整備されたハイウェイが大半 (C) Blue Works

ローレンシャン高原といっても、いくつもの町があり、場所によって所要時間やアクセス方法が変わりますが、この地域最大のリゾートであるモン・トランブランを前提に説明します。

この地域には空港はなく、すべて陸路でのアクセス。最短距離にある都市はモントリオールで、ここからアクセスするのが一般的。ただし、公共交通手段は極めて限られており、ダウンタウンからの路線バスが1日3往復のみ。モントリオール空港からのアクセスはないので、一度ダウンタウンまで移動する必要があります。また、この路線バスはモン・トランブランのリゾートエリアまで入らず、一つ手前のサンジョビという町までなので、要注意。

東はEst、北はNordといったように、すべてフランス語表記で、英語はなし (C) Dougtone

ケベック州はすべてフランス語圏。東はEst、北はNordといったように、すべてフランス語表記で、英語はなし (C) Dougtone

レンタカーを使うなら、ほとんどがハイウェイなので快適なドライブが楽しめます。モントリオールからなら、途中にあるリゾートエリアのサンソベールまで45分、モン・トランブランまで1時間半といったところ。

レンタカーであれば、首都オタワからモン・トランブランへのアクセスも可能です。所要時間は約2時間半。オタワで借りて、モントリオールで乗り捨てというプランも組めますよ。

<DATA>
Galland Laurentides
モントリオールのダウンタウンとローレンシャン高原各地を結ぶ長距離路線バスを1日3往復運行。上記の通り、リゾートエリアに直通しないバスが多いので、スケジュールを要確認。直通しないバスの場合、下記タウンシャトルを利用のこと。
所要時間:約3時間
料金:片道約35カナダドル

Ville de Mont-Tremblant Public Transit
モン・トランブラン村が運行するシャトルバス。上記長距離バスのサンジョビのバス停、村内の各所やホテルが立ち並ぶリゾートエリアを結んでいる。
料金:3カナダドル
所要時間:約25分

ローレンシャン高原の気候

紅葉シーズンともなると、山頂付近に積雪があることも…… (C) Station Mont Tremblant

紅葉シーズンともなると、山頂付近に積雪があることも…… (C) Station Mont Tremblant

大まかに区分すると、以下のような四季になります。
  • 春 4月中旬~6月上旬
  • 夏 6月中旬~8月
  • 秋 9月~10月中旬
  • 冬 10月下旬~4月上旬

標高の高い場所なので、春の訪れは遅く、スキーシーズンの終わった4月半ば。あっという間に春が過ぎ去り、夏がやってきます。夏も同じく高原地帯なので、最高気温が30度を超えることはほとんどなく、25度前後。逆に冬は最低気温が-20度を下回ることも珍しくありません。

一番人気の高い秋の紅葉シーズンは朝晩、氷点下になることもあり、東京あたりで喩えると晩秋から初冬といった季節を想定すると良いでしょう。紅葉ツアーでは冬物は必須ですよ。

周辺地域の気候も含め、カナダの季節(気候・気温)・祝日・イベントの記事もぜひ!