人生を味わい、謳歌した証として、似合う椅子。
ミッドセンチュリーデザインといえば、Charles and Rey Eames(チャールズ&レイ イームズ)。
このラウンジチェアは、一家一脚・椅子物語シリーズ『 戦争から生まれた椅子 』でもご紹介のイームズ&レイ夫妻によって1956年デザインの不滅の名作。高級感あふれるウォルナット合板と皮革、そしてアルミニウムの組み合わせで、その贅沢な座り心地は、その『佇まい』からも伝わってくる。
人体を包み込む座や背、肘掛け部分はもちろんだが、アルミニウムの脚部の上部はしっかりと磨き込まれ、黒く塗装した側面のパーツを組み合わせているというディテールから上質の仕上げが理解できる。
貴方も家に帰るのが待ちどうしくなる憧れの椅子を手に入れてはいかがかな。
人生を味わい、謳歌した証として、至福の微笑みと満身のくつろぎをお約束できる椅子である。
■Lounge Chair & Ottoman
ラウンジチェア&オットマン
・SIze :W 845 D 910 H 835/SH 380
・Material :ウォルナット成型合板、高級皮革
アルミニウム
・Designer:Charles and Rey Eames
チャールズ&レイ イームズ
・Product :1956~ Herman Miller/USA
・Shop :hhstyle.com
・Price : ¥471,450-
(オットマン: ¥172,200-)
特別仕様について
通常はウォルナット材(ベニア)仕様となっているが、[Santos Palisander(サントスパリサンダー)]が追加されている。
1956 年発売当初のイームズラウンジチェア&オットマンは、プライウッドシェルに光沢のあるローズウッドベニアが採用。しかし熱帯 雨林の伐採が環境を脅かすという理由から、1991年にチェリーとウォールナットによるベニアに仕様変更。そして2006年、環境に配慮した上 で、当初の仕様に近いサントスパリサンダーを採用したプライウッドシェルが追加された。
サントスパリサンダーはローズウッドの一種だが、FSC(森林管理協議会)によって、継続的成長可能な森林源として認証されている。
イームズ・ラウンジチェア本について
この本は、2006年に出版された、比較的新しいもので、ラウンジチェアの誕生50周年を記念して出版されたもの。
ラウンジチェアの変遷や椅子にまつわる写真、ラウンジチェアを組み立てている工程の解説などを記載したイームズファンにはたまらない専門書である。
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■今回の関連リンク
・イームズって?
↓
ガイドがレポート【保存板】イームズ展
・一家一脚・椅子物語シリーズ
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戦争から生まれた椅子
お問い合わせ→hh style.com
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