これまで設計をさせていただいた53組(2012年末時点)のご家族やそれ以外に家づくりの相談、勉強会、講演会などを通じて知り合った約600組の方をインタビューしてきて分かったことがあります。それは「幸せの形は家族の形だけあるけど、幸せを形にしている家族には共通点がある」ということでした。

家づくりにおいては、「どういった工法」「どういった素材」「省エネか」「耐震性はどうか」「設備は整っているか」「資産性は」「保証は」など考えるべき重要な項目はたくさんあります。

しかし、これらと同等以上に大切なのが「どういった家族が家づくりを通じて幸せを実感しているか?」という視点です。なぜなら、前述した要素には、「幸せを実感するための視点」がないからです。

リビング空間のライフスタイルのイメージ例

その空間でどのような暮らしをしたいか?どういった楽しみをエンジョイしたいか?を考えることが重要な視点です。O邸(岡山市)
 

これまで、「どうすれば家づくりを通じて幸せを形に出来るか?」を建築家として探求してきました。そして、これらの視点を実際の家づくりにも応用してきましたが、これらの視点がとても有効だと実感しています。

そこで、このコラムでは2回に分けて、「幸せになる家族の共通点」と「そうでない家族の共通点」をお伝えすることで、あなたの幸せな家族像のイメージづくりに役立てていただければと思います。

まずは「そうでない家族の共通点」からみていきましょう。