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早期リタイヤ生活を送るためには?

早期リタイヤ生活を送るためには、貯金をいくらつくる、ではなく、途切れない収入源をつくることが重要です。というのも、貯金を取り崩すだけの生活は恐怖だからです。毎月毎月預金が減っていくだけというのは想像以上に不安であり、仮に1億円あっても、ケチケチ貧乏生活まっしぐらです。なので、毎月収入となるような運用も合わせて考えるとよいでしょう。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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早期リタイヤといっても貯金が減っていくだけの状況は恐怖

収入を得る手段を考えておかないと追い詰められる

収入を得る手段を考えておかないと追い詰められる

早期リタイヤ生活を送るためには、貯金をいくらつくる、ではなく、途切れない収入源をつくることが重要です。というのも、貯金を取り崩すだけの生活は恐怖だからです。毎月毎月預金が減っていくだけというのは想像以上に不安であり、仮に1億円あっても、ケチケチ貧乏生活まっしぐらです。なので、毎月収入となるような運用も合わせて考えるとよいでしょう。

1億円の貯金はあるけど収入ゼロよりも、貯金は2千万円だけれども毎月20万円入ってくる、というほうが、生活設計を立てやすく、精神的にも余裕がうまれるのではないでしょうか。

ではどうするか、まず自分が毎月いくら必要かをはじき出します。たとえば月20万円だとしましょう。J-REITで運用すれば、現在は5%程度の配当利回りがありますから、6000万円の資金があれば、年間300万円の利息収入があり、20%の源泉をされて、手取りは240万です。これを12ヶ月で割ると、ちょうど毎月20万円得られることになります。ただし、配当は変動しますし、基準価額も変動します。買った時の値段によって、必要な自己資金も変わります。もし今後インフレになれば、想定した収入では足りない可能性もあります。

そこで、金融商品以外でも定期収入の仕組みを作っておく必要があります。
典型例は不動産投資による家賃収入。あるいはビジネス。たとえば、顧問料、ロイヤルティ、会費収入、レンタル収入などが挙げられます。

しかし、ひとつ問題があります。それは、リタイヤすると、成長が止まってしまうということです。もし自分の資産状況に変動があり、生活が苦しくなった時、再就職はほぼ難しい可能性があります。アメリカでは、アーリーリタイアした人の平均寿命は短いという話を聞いたことがあります。緊張感がなくなるからでしょう。なので、何らかの仕事は継続することが本来は望ましいと思います。つまりアーリーリタイアとは、やりたい仕事を本業にするための基盤づくり、と置き換えるとよいのではないでしょうか。
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