「北米のパリ」の異名に相応しい町、モントリオール
見どころが集中する旧市街は、ダウンタウンの観光では外せないポイント
観光に重点を置くなら、旧市街から中華街近辺。ショッピングが目的なら、ダウンタウンの中心サンカトリーヌ通り沿いや、高級ブランド店が並ぶシェルブルック通り沿い。そして、モントリオールをベースにケベックシティなどへ足を伸ばすなら、VIA鉄道のセントラル駅近辺がおすすめ。モントリオールは地下街と地下鉄が非常に発達しており、これらを使いこなせば、かなり自由自在に移動できますが、やっぱり移動は少ない方が良いですよね。
モントリオールの観光やアクセスなどはモントリオールの記事で説明していますので、ホテル選びの際には、こちらもぜひご参考に!
では、そういった立地条件も踏まえ、今回の記事では、デラックスホテル、スーペリアホテル、スタンダードホテルの4つのクラスに分けてご紹介します。
※文章中のホテル料金は2014年12月現在のもの。料金は常に変動しますので、あくまで目安とお考えください。
デラックスホテル1 リッツカールトン・モントリオール
風格を感じさせるその外観は、映画の1シーンのように味わいある雰囲気を醸し出す (C) The Ritz-Carlton Hotel Company
歴史あるホテルだが、新旧うまく融合し、使い勝手の悪さを感じさせないのはさすが (C) The Ritz-Carlton Hotel Company
こうした背景からも、世界中にあるリッツカールトンの中でも特別な存在であり、現在のリッツカールトンとしてのサービスの礎を築いたホテルの一つと言えます。
決して安くはない宿泊料金ですが、それに見合うだけのサービスは得られるはず。
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■Ritz-Carlton Montreal
住所:1228 Rue Sherbrooke Ouest, Montréal, QC H3G 1H6
TEL:514-842-4212
料金:475カナダドル~
デラックスホテル2 フェアモント・クイーンエリザベス
古城のような外観のホテルが多いフェアモント系列のホテルだが、このホテルは割りと普通 (C) Fairmont Hotels and Resorts
フェアモント系列のホテルは、ベッド1台の部屋が多数 (C) Fairmont Hotels and Resorts
このホテルで欠かせないのは、ジョンレノンとオノヨーコのエピソード。彼らは、1969年、このホテルの1742号室に立て籠もり、「ベッドイン」と呼ばれる反戦活動を敢行。 "Give Peace a Chance(邦題:平和を我等に)" という反戦歌を室内で録音しました。エリザベス女王を始め、数々の要人を迎えてきたホテルですが、この一件が世界的に一番注目を集めました。
<DATA>
■Fairmont Queen Elizabeth
住所: 900 Rene Levesque Blvd. W, Montreal, QC H3B 4A5
TEL: 514-861-3511
料金:199カナダドル~