お土産選びも旅の楽しみのひとつですよね。家族や友人、自分に、そして会社や学校用……。旅の最中からお土産が気になって、いつも頭が痛いという方もいらっしゃるかもしれません。ガイドのこれまでの経験で、喜んでもらえたり、楽しんでもらえた、そんなお勧めのブラジル土産を紹介します。
【目次】
鉄板はこれ!チョコレート
ブラジルの使用言語はポルトガル語ですが、チョコレートはショコラッチ(chocolate)といいます。夏は気温が高くなる国ですので、日本のチョコレートよりも溶けにくくできています。そして、とってもあまーいです。ブラジル流のスイーツのいただき方は、エスプレッソのような小さなカップにいれた濃い目の「コーヒーと一緒に」が好まれますので、それに合う甘さになっているのでしょうか。日本では特別チョコレート好きという訳でなかった私ですが、ブラジルチョコには見事にはまりました。
- お土産にお勧めのチョコレートはボンボン(bombom)
ビニールの包装に包まれた丸い大きなチョコレート。ひとつでも食べ応えがあります
これは唐辛子入りボンボンです。でも唐辛子の香りも辛さもなく、完璧にチョコレートになっています
大きなキャンデーのような丸い形状で中にシロップなどがはいっているチョコレートをボンボン(bombom)と呼びます。チョコレートの中身は様々な種類があります。シロップの他にも、ホワイトチョコやふわふわしたウエハースのようなものなど。変り種ではブラジルの食卓に欠かせない唐辛子(pimenta、ピメンタ)入りのものもあります。辛いのかと思いきや甘く、意外なおいしさがあります。
こちらはホワイトチョコ&ウエハース入りです。ウエハースの食感が癖になります
スーパーマーケットのレジ近くや路上の売店(banca、バンカ)、コーヒーショップなどで売られています。ひとつ1レアル50センターボほど(約60円)。
なんだか楽しい気持ちになるパッケージですよね。これはGaroto(ガロット)というメーカーのもの
右の画像は箱入りのボンボンです。ボンボンだけが入っているものもありますし、ボンボンのほかに色々な種類のチョコレートが入っているものもあります。箱入りのチョコレートはひとつずつ包装されているので、職場で配る時にも便利です。価格は一箱7レアルほど(約350円)。箱入りボンボンは、サンパウロのグアリューリョス空港(Aeroporto de Guarulhos)の免税店にもあります。帰国直前でも購入できそうですね。
高級感のある店構えです。店内でチョコやコーヒーの飲食もできます
プチプラなボンボンもいいけど、もう少し高価なブラジルチョコを買いたいという方には、こちらのお店、
コペンハーゲン(Kopenhagen)がお勧めです。主要な空港や、たいていのショッピングモールにテナントが入っています。冷蔵ショーケースに飾られているボンボンも美味しそうですが、お土産には日持ちする箱入りを選びましょう。
冷蔵庫で冷やしていただくのが、お勧めの食べ方です
右の画像は、マシュマロが入った4種類のチョコレートのセットです。60年も作り続けられているお菓子だそうです。パッケージに「マシュマロ」とありますが、粘度の高いクリームといったほうがいいかもしれません。ココナッツ(coco、ココ)、パッションフルーツ(maracuja、マラクジャ)といったブラジルらしいフレーバーも入っていてお勧めです。
切ってみると、チョコレートの中はパッションフルーツのクリームでいっぱいです
パッションフルーツのチョコレートを切ってみるとこんな感じです。パッションフルーツクリーム入りのチョコレートは果実の種入りです。日本のお菓子で、果物の種も使っているものには、あまりお目にかかれないですよね。種もちゃんと食べられます。価格はチョコレート4個入りで一箱26レアルほど(約1300円)です。
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