自動車ローン・マイカーローン/自動車ローン・マイカーローン・オートローンの活用法

家計にやさしい自動車ローンは本当にやさしいのか?(2ページ目)

家計をやりくりするために、自動車にかかる費用が削られてきている印象を受けています。残価設定ローンのように負担をあらかじめ減らしたローンの利用や、所有せず借りる派も増えています。その最近の様子をお伝えします。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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実は変化してきている自動車との付き合い方

家計にやさしい自動車ローンは本当にやさしいのか?

自動車は買うだけではないという選択肢もある。買うと借りる、どっちがお得か維持費も含めて検討してみよう。

従来のように金利の低いローンを利用したり、残価設定ローンを利用したりとできるだけ負担が少なく自動車を保有することだけではなく、最近では自動車を保有しない選択肢も増えてきています。つまり、借りるということです。

毎月のローン負担、高額な維持費の負担がないままに自動車を利用できる「カーシェアリング」「レンタカー」も人気が出てきています。「カーシェアリング」は会員制で運営され使っても使わなくても月会費がかかります。最寄りのカーステーションで24時間借りて返せること、15分単位で借りられることが便利なシステムです。ガソリンなどの消耗品も含め維持費はすべて「込み」です。
従来からある「レンタカー」はお店に行って数時間単位で自動車を借り、そのお店、または乗り捨て可能なお店に返却するという自動車の使い方です。常にガソリン満タンで清潔な自動車に乗ることができます。
どういう借り方がお得かは、利用の仕方、利用時間によりますので、よく比較検討したほうがよいでしょう。

実際は買うのと借りるのではどっちが得なのか?

自動車は所有することと借りることではどっちがお得ですか?と聞かれることがありますが、それは利用の仕方によるともいえます。ローンの金利負担は無駄であるともいえますが、支払終わりその後も長く乗るとすると、借りるよりお得になることもあります。

たとえば、レンタカーを毎週末ごとに1か月8日間借りるとすると、実は自動車を普通に購入するよりも1年間の自動車にかかる支出は増えることになります。ですが、日曜日のみで1か月4日程度しか借りないという場合では、レンタルのほうが年間支出は安くなります。このように、利用頻度と価格を比較検討して、ご自分の自動車との付き合い方を検討することも楽しめる時間になるでしょうし、自分の家庭における「家計にやさしい自動車との付き合い方」を見つける手段になります。


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