名所・旧跡/東北の名所・旧跡

伊達政宗の像が街を見守る青葉城址へ【宮城】(3ページ目)

戦国時代、数々の戦をくぐり抜けて東北の有力大名にのし上がった伊達政宗。その伊達政宗が拠点として街造りを行った仙台は、近代に入り、東北で初めての政令指定都市として発展を重ねてきました。今回は仙台に縁の深い伊達政宗の銅像がある青葉城址を訪ねます。仙台ならではのグルメである牛たん料理にも注目しますよ。

村田 博之

執筆者:村田 博之

名所・旧跡ガイド

仙台に来たら絶対食べたい!牛たん料理

「味の牛たん 喜助」の牛たん定食

「味の牛たん 喜助」の牛たん定食。炭火焼きの牛たん、麦飯、テールスープがセットになっています

仙台ならではのグルメと言うと、伊達家の家紋にちなんで名付けられたという笹かまぼこや、ずんだ餅など色々ありますが、じっくりと味わいたいのが牛たんです。

牛たんとは牛の舌のことで、仙台にはこの牛たんを食べることができるお店が多数あります。炭火で焼いた牛たんに牛のしっぽのぶつ切りから作る透き通ったテールスープ、麦飯という定食メニューが多いですが、お店によっては牛たんから作ったソーセージをプラスしたり、お重やカレー、シチューにするなど様々なバリエーションが用意されています。

 

「たんや 善治郎」の善治郎定食

「たんや 善治郎」の善治郎定食。牛たん塩焼きに牛たんソーセージなど盛りだくさん

値段は牛たん定食で1500円前後から、と少し高めではありますが、分厚く切られた牛たんを口に入れた時の柔らかい食感とそのうまみは、仙台に来る都度リピートしたくなるおいしさです。

仙台周辺に数多くの店がありますが、仙台駅の駅ビル3階には「伊達の牛たん本舗」「牛たん炭焼 利休」「味の牛たん 喜助」「たんや 善治郎」と有名店4軒が軒を並べる「牛たん通り」もありますので、こちらで食べ比べしてみても良いでしょう。

旅先で出会うグルメも旅を彩る重要なアイテム。仙台に来たら、ぜひ牛たんを味わってみてください。

 


青葉城址と伊達政宗の像、そして牛たん料理をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

東北新幹線でのアクセスも良く、少し足を伸ばせば、日本三景・松島や秋保(あきう)温泉などの観光スポットもあわせて巡ることもできますので、ふらりと仙台に出かけてみて下さい。

 


仙台・青葉城址へのアプローチ

るーぷる仙台

青葉城址へのアクセスに便利な仙台市営バス「るーぷる仙台」

地図:Yahoo! 地図情報
アクセス:
<鉄道>
・東北新幹線 仙台駅下車。仙台駅西口より仙台市営バス「るーぷる仙台」に乗車し、仙台城跡(青葉城跡)バス停下車。

<飛行機>
・仙台空港より、仙台空港アクセス鉄道で仙台駅下車。仙台駅から先は<鉄道>と同じ。

<車の場合>
・東北自動車道 仙台宮城インターチェンジより、国道48号線(仙台西道路)経由で向かう。
青葉城址周辺は、東日本大震災の影響で迂回ルートが設定されているため、現地での案内に従います。

 

【関連サイト】
「東北の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで東北地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
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