デザインもコンセプトも一新!生まれ変わった空気清浄機・uLos(ウルオス)
東芝・uLos(ウルオス)【CAF-KP40X】 左:ホワイト(W)/右上:ピンクゴールド(PN)/右下:ブラック(K)
従来の空気清浄機は、フィルター類や加湿トレイは取り外して洗うことができましたが、内部のファンは取り外すことができません。しかし、使い続けていればファンやその周辺も汚れるのは当たり前。空気を浄化する家電なのに、内部が汚れたままというのは、ちょっと残念です。そんな問題を解消したのがこの新製品。では、詳しく見ていきましょう!
内部が全て丸ごと洗える新設計でいつまでも清潔!
見るからに新しい感じがする丸型の空気清浄機。従来の空気清浄機から大きく変えた形状が今までにないデザインで目を引きます。しかし、決して奇をてらったデザインではなく、機能からたどり着いたデザインなので無駄がありません。最大の特徴は取り外せるパーツ類が洗えるようになったこと。特に、今まで分解できない内部に納まっていたファンまで全て取り外せるのは、業界発の新設計です。本体内部には、ドーナツ状にいろいろなパーツが納まっているので、まずは、解体の様子に合わせてお手入れについて説明しましょう。(1)前面パネルを外す前
本体下の方に指をかければ簡単に外れます。表面・裏面ともに、汚れが気になったら拭くなど適宜お手入れしましょう。
(2)給水タンクを外すところ
上部のボタンを押して上に引き上げるようにします。外す時は簡単なのですが、着ける時にややコツがいりました。外した時の角度を覚えておくとスムーズにできるでしょう。
(3)脱臭フィルター※中央の黒い部分
フィルターを抑えている白いカバーを取り外すと、黒いスポンジ状の脱臭フィルターが取り外せます。2週間に1回程度、掃除機でホコリをとるのが推奨。洗うのはニオイが取れないと感じた時で大丈夫。洗えば脱臭力は回復します。
(4)フィルターフレーム※赤い矢印は取り外すためのネジ
フレーム上部に手で回すと外せるネジが2つあります。「なぜここにネジが?」と少々面倒くさく感じるのですが、これは、万が一スイッチを切った後ファンが余力で回っている間にたどり着かないための安全対策とのこと。なかなか考えられています。
(5)フィルターフレームを外した内部
ファンを中心にフィルター類が詰まっています。それぞれのフィルターが円形なのが大きな特徴といえるでしょう。これらは全て取り外すことができます。
(6)給水トレイを取りだしたところ
給水トレイは前に引き出すと、ドーナツ型の加湿フィルターと一緒に取り外せます。給水フィルターは2週間に1回程度のお手入れが推奨。しかし、ここまでたどり着くのにそこそこ手間がかかるので、正直ちょっと面倒と感じるかもしれません。もう少し早い段階で取れるとベストでしょうか?
(7)ドーナツ型気化フィルターからフィルターを取り外すところ
ドーナツ型の加湿フィルターにあるホルダー部分を両手で軽く押すと、気化フィルターは簡単に外せ、細長い板状のスポンジになります。フィルターは抗菌・防カビ処理がされていますが、定期的なお手入れは必要です。3ヶ月に1回を目安に簡単にもみ洗いしましょう。また、気化フィルター自体の交換は10年が目安とのこと。基本的なお手入れをしていれば交換はしないで済むでしょう。
(8)ターボフロアファンを外しているところ
中央にあるファンを手前に引き出して取り外します。ファンは水洗いができ、1ヶ月に1回程度を目安にお手入れすることが推奨されています。羽根の形状も密でないので、洗いやすい印象です。ここが洗えるようになったことが、今までにない新発想です!
(9)ドーナツ型集じんフィルター
抗花粉・ダニの死がい・抗菌・防カビに効果がある三層構造のフィルターです。1ヶ月に1回程度を目安に、表面のホコリを掃除機で吸い取りましょう。フィルター自体の交換は5年に1度が目安です。とは言え、煙草を吸う・キッチンの側にあるなど状況にもよりますので、性能維持のためにも汚れ具合を見て交換しましょう。
(10)本体※全てのパーツを外したところ
全てのパーツを取り外した本体はガランとした状態になり、内部の拭き掃除もとてもしやすくなります。これならとことんキレイにできるので、いつでも新品同様のキレイさが維持できます。
次ページでは、その他の性能についてご紹介します。