時が経つのを忘れさせるウッディな空間「一茶寮」

 

 

盛岡市内にいくつかある、古い建物を利用したカフェ(というより喫茶店と呼びたいですね)の一つ、一茶寮は、つい長居したくなる書斎みたいな空間です。

土蔵だったという建物は、白い壁と瓦の黒のコントラストが美しい、実に味のある外観。天明2年(1782)に建てられたと言うから、その歴史の長さには驚きです。1階が彩園子(さいえんす)というギャラリーになっていて、喫茶スペースは2階。靴をぬいで上がると、木の柱や梁がどっしりと構えたひろびろ空間がありました。餅つきの臼がいすになっていたり、ランプシェードがかごで出来ていたりと、ナチュラルなぬくもりが随所に感じられてとても心地が良いのです。

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オススメは、一茶寮名物「ふかしパン」セット(650円)。厚切りの食パンをふかしたもののようで、しっとりふわふわな食感がたまりません。ジャムにもバターにも良く合います。コーヒーと特製スープ付きなので、結構おなかにもしっかりといい感じ。お得感あります。

私が気に入ったのは、何と言ってもこのウッディで静かな空間です。コーヒー片手にじっくり本を読んだり、絵葉書をしたためたり……そんなことをしたくなる場所です。私が訪れたときはたまたま他にお客さんがいないぶんだけ、ゆっくり出来そうな雰囲気だったので、特にそう感じたのかも知れませんが。

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隣には、これまた歴史ある施設「盛岡正食普及会」があり、岩手産の穀物や小麦粉、それらを使ったパンやお菓子などが販売されています。こちらも昭和を彷彿とさせる、どこか懐かしい味わいのあるお店で、つい立ち寄ってみたくなること間違いなしです。

■一茶寮
住所:盛岡市上ノ橋町1-48 彩園子 2F
電話:019-653-4646
営業時間:10:00~19:00 ランチ営業
定休日:日曜日
アクセス:上盛岡駅から1080m
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