インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

ペンダント:Doo-Wop(ドゥー・ワップ)

ルイスポールセン社から発表された復刻版のペンダント「Doo-Wop(ドゥー・ワップ)」をご紹介します。ミッドセンチュリーモダンの雰囲気でカジュアルなインテリアにも合わせやすいデザインです。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

ミッドセンチュリー復刻版のペンダント

Doo-Wop(ドゥー・ワップ)

写真1.Doo-Wop

デンマークの照明メーカー、ルイスポールセン社から発表された復刻版のペンダント「Doo-Wop(ドゥー・ワップ)」をご紹介します。1952年にデンマークの海軍施設局とのコラボレーションでデザインされたもので、当時は「ネイヴィーペンダント」という名称でした。

1982年に一度製造が終了していましたが、アンティークショップやオークションでも人気も高く、再生産の要望が寄せられ、2012年に再生産されることになりました。(日本では、2012年10月から販売)

Doo-Wop(ドゥー・ワップ)

写真2.インテリアのアクセントカラーにもなる

再生産にあたって「Doo-Wop(ドゥー・ワップ)」という名称は、1950年代から1960年代初頭にかけて、アメリカ合衆国で流行したポップなコーラス音楽ドゥー・ワップから名付けられました。ドゥーワ、シュビドゥビなど意味を持たない歌詞をリズミカルに歌う歌い方が特徴で、若者の間で親しまれたそうです。

1960年代のインテリアは、イームズ夫妻やアルネ・ヤコブセンなどミッドセンチュリーモダンのデザインが旋風した時期でもあり、それらのスタイルは現代でも定着しています。

シェードの形状は当時と同じで、職人のハンドメイドで作られています。カラーは、現代のインテリアと調和するようにと、新たにライトブルー、レッド、ホワイト、グリーン、ダークグレイの5色の塗装、さらに真鍮ポリッシュの6種類が選定されました。真鍮は金色に輝いてみえますが、表面処理をしていないため使っていくうちにブラウンがかったマットな色合いに変化していきます。
テーブル上に複数灯つけた例

写真3.テーブル上に複数灯つけた例

写真1-3:ルイスポールセン社提供
次のページでは、計算されたシェードのデザインについてご紹介しています。

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