ブラジル/ブラジルのおすすめエリア

サッカー日本代表戦開催の都市「ベロオリゾンテ」(4ページ目)

ブラジルは、ビーチ、サンバ、サッカーだけではありません。なんといっても日本の約23倍の広さ。見所もたくさんあり、内陸部もそのひとつです。今回はFIFAコンフェデレーションズカップ2013ブラジルで、日本代表の試合会場のひとつであるミナスジェライス州“ベロオリゾンテ”を紹介します。

執筆者:今井 紀子


BHに来たらビールの海にも行かないと!お勧めの飲み屋

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たいていの飲み屋にはテラス席ならぬ、歩道にテーブルと椅子を出したスペースがある。ブラジル人には店内よりもこちらのほうが人気で、すぐうまってしまう


地元の人は、ベロオリゾンテのことを親しみをこめて頭文字のBH(ベーアガー)と呼びます。ベーアガーといえば、飲み屋。ブラジルで一番飲み屋が多い街と言われています。ここでは、初心者でも行きやすいお勧めのお店を紹介します。


ピングィン(Pinguim)

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ピングィン(Pinguim)は動物のペンギンのこと。その名の通り、店内にはペンギンをモチーフにした装飾がみられる

ピングィン(Pinguim)は、1936年にサンパウロで創業したレストランで、ベロオリゾンテでの支店はここだけです。そもそもビール工場の近くにあった最初の店舗で、出来立ての生ビールを提供したことで有名になりました。残念ながらビール工場は閉鎖されましたが、今も変わらず、おいしい生ビールを提供しています。吹き抜けのある明るい開放的なお店です。

 

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ビールのグラスにもペンギンのイラストが! 生ビールはショッピ(chopp)といいます

ビールだけでなく、おつまみも楽しみたいですよね。ブラジル王道のおつまみのポテトプライ(バタータフリッタ、batata frita)はもちろん、ピザや肉料理(カルニアッサード、carne assado)などたくさんの種類があります。料理の量が多いので、注文しすぎにご注意ください。また土曜日のお昼は、ブラジル伝統の煮込み料理のフエイジョアーダ(feijoada)の食べ放題があります。価格は一人約44ヘアイス(約2200円)です。サラダやスープも食べ放題、お酒のピンガ(pinga)も用意され、カイピリーニャ(caipirinha)を作って飲むこともできます。ブラジルのお酒については、ガイドの記事、「ブラジルのお土産」をご覧ください。

<DATA>
住所:Rua Grão Mogol, 157 – Savassi
地図:Yahoo! Maps
営業時間:11:00~01:00


アッサカブラーザ(Assacabrasa) 

今度は比較的庶民的なお店を紹介します。 アッサカブラーザという焼肉とビールのお店です。仕事帰りの会社員や学生で賑わうお店で、窯で炭火焼したお肉のにおいが食欲をそそります。こちらのお店のビールは生ビールではないので、セルベージャ(cerveja)と注文してくださいね。メニュー(cardapio、カルダピオ)を見ると分かりますが、お肉は量り売りで100gごとに量が選べます。食べやすいのが牛肉の柔らかい部位のピッカーニャ(Picanha)、日本で言うところの鶏の手羽先のアジーニャ(Asinha)、豚肉のソーセージのリングイッサ(Linguiça)でしょうか。アッサカブラーザは市内に支店がいくつかありますが、先に紹介したホテル近くのお店を紹介しておきます。

<DATA>
住所:Rua da Bahia, 1759 - Lourdes
地図:Yahoo! Maps
営業時間:日11:30~00:00 月~火11:00~00:00 水~木11:00~01:30
金11:00~02:30 土11:30~01:00

 

次のページではお土産探しにお勧めのスポットを紹介します

 

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