LCC予約前&利用前に知っておくとお得な情報は?

●早朝便対応のバスやお得な宿泊プランも登場
電車では間に合わない成田空港発のLCCの早朝便には、マイカー以外に格安のバスでのアクセスが便利です。東京駅から成田空港までを結ぶ「東京シャトル」(京成バス)は平成25年3月までは900円(子供も同額)と格安な料金でアクセスが可能。千葉県の鎌取駅、誉田駅、土気駅、大網駅からは「THE アクセス 成田」で1000円。こちらは小児(小学生)は半額の500円、大人1名につき、未就学児2名は無料です。

またLCCが発着する各空港周辺では、早朝便に対応した前泊プランや、夜便に対応した後泊プランを用意するホテルも増えています。滞在時間が短いため料金が格安のもの、早朝便に対応して空港まで無料送迎付きのもの、旅行中の駐車場が数日間にわたって無料で利用できるものなど、お得で快適な旅行にしたいという場合には、こういったプランの利用も検討してみると良いでしょう。

●飛行機を降りた後もお得に移動
「ピーチ・アビエーション」の関空行きの機内では、関空からの南海電鉄(「Peach・なんばきっぷ」、「Peach・京都観光きっぷ」)の乗車券が割引価格で販売されています。また、冬季は大阪(関西)―札幌(新千歳)線の利用客に、JR新千歳空港駅~トマム~小樽フリーエリアで3日間有効な「JR乗車券」に加え、「リフト・ゴンドラ1日券」、「スキー・スノーボードレンタル券」がセットとなったお得な切符も販売しています。
 

LCCを快適に利用するためのプチアドバイス

●チェックインは時間厳守
チェックインカウンター

ウェブチェックインをせずに空港に向かう場合は、チェックインは時間厳守のため早めに到着するように予定しましょう

LCCのチェックイン締め切り時間は必ず確認し、受託手荷物を預ける時間なども考えて早めに空港に到着するようにしましょう。ピストン運航のため、時間にはかなり厳しいので、時間を過ぎると搭乗することができません。「ジェットスター・ジャパン」は出発30分前まで。ピーチ・アビエーションも出発30分前までですが、関西国際空港と那覇空港の出発便は出発の25分前までとなっていますのでご注意を。「エアアジア・ジャパン」は出発45分前まで(自動チェックイン機は1時間前まで)ですが、カウンターでのチェックインにかかっていた手数料が2012年12月に廃止となったことで利用しやすくなりました。しかしながら混雑時には時間がかかる可能性があります。子供がいると突発的なこともおこって予定通りに行かないこともあるので、時間には余裕をもって行動しましょう。

●チェックインカウンターの場所を事前に確認しておこう
成田空港(案内)

成田空港では、「エアアジア・ジャパン」のチェックインカウンターが他の国内線のカウンターとは離れているので注意

2012年10月には沖縄県那覇空港と関西国際空港にLCC専用ターミナルがオープンしましたが、他の空港でもカウンターの場所が通常の国内線のカウンターと少し離れていることもあるので、こちらも事前にHPなどで確認しておきたいポイントです。
 

●タラップの利用は意外と好評?
タラップ

タラップの利用は、子どもたちには意外と好評 !?

ボーディングブリッジ(搭乗橋)ではなく、空港内をバスに乗って移動し、タラップを使って乗降りすることには面倒というようなネガティブな意見もありますが、実際に取材してみると飛行機を間近で見られるため、特に子連れのファミリーには喜ばれているという一面もあるようでした。ただし、路線や時間帯によっては早く乗り込むことを優先して写真撮影を禁止している場合もありますので、アナウンスがあった場合には指示に従うようにしましょう。
 

●突然の欠航や遅延! 準備しておいた方がいいことは?
LCCはピストン運航のため、いったん機体に不具合が出たり、フライトに影響を与えるような悪天候が生じると、遅延や欠航が連鎖的に起きてしまう可能性を少なからず含んでいます。欠航や大幅な遅延では、基本は自社便への振り替えや、払い戻しという形になりますが、振り替えと言っても便数の少ないLCCではその日の便では移動できない可能性も。そのため、予定は柔軟に対応できるプランにしておく事、また長めの待ち時間が発生した際に子供が飽きないよう玩具や本などを持参しておく事も肝心です。
 

子連れファミリーのLCC利用は新しい旅の選択肢を増やす!?

人数の多い家族旅行にとって、格安な移動手段となるLCCはとても魅力的。レガシーキャリアに比べてサービスが少ない、シートピッチが狭いなどのご意見は当然ありますが、旅行計画の選択肢が少ない理由が予算にあるのであれば、LCCの利用を検討することで旅の選択肢は一気に増えます。電車やバスでの旅行も楽しいものですが、同じぐらいの金額であれば飛行機に乗って北海道や沖縄に行くことも選択肢の一つにしても良いのでは? 1泊や日帰りの旅行で飛行機に乗るのも悪くないと思えます。空港はそこからの移動が面倒なイメージを持ちがちですが、例えば3社とも乗り入れている福岡空港は博多まで地下鉄で約5分ととても便利。

また、こどもが小さくて平日に旅行できるというファミリーなら、休みを決めてから予約するよりも、運賃が空席連動型ですので最安値の日を選べば、びっくりするぐらい格安で旅ができます。激安なキャンペーンも頻繁に行われているので、積極的に利用して今年は予算はそのままに、旅のスケールを広げてみるのも楽しいのではないでしょうか。

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