独学か学校(予備校)か

行政書士試験を受けるにあたり、独学で望むか、学校(予備校)に通うか悩むところです。私は自分が受験するときは独学で合格しました。一方で、現在、資格の大原で行政書士試験の受験指導もしています。これらの経験からお話をしたいと思います。

独学のパターン

独学は学校(予備校)を利用しないで自分で勉強することになります。行政書士試験を合格するために独学で勉強する方法はおおよそ2つのパターンに分かれると思います。

ひとつのパターンは、市販されている行政書士受験用の書籍を購入して勉強する方法です。なお、最近は試験がかなり難しくなっているので、科目により司法試験用や司法書士試験用の書籍をあわせて購入して、併用している人も少なくありません。
もうひとつのパターンは、大学の教授が書いた基本書と呼ばれる法律書を使って勉強する方法です。基本書を使う勉強方法は主に司法試験などで行われています。

学校

一日三時間の勉強が目安です

独学にむいている人、いない人

独学にむいている人は、今まで法律の勉強をしてきた人や他の法律系国家試験に合格した人です。これらの人は法律の基礎学力があるので独学も不可能ではありません。
私も学生時代から法律の勉強をしていたので、独学で合格することができました。

独学にむいていない人は、法律を勉強したことがない人です。
本来、法律の勉強は大学に法学部があるように、四年間をかけて体系的に勉強するものです。もちろん、行政書士試験に出題される法律は限定されていますが、それでも憲法・行政法・民法・会社法などの法律を勉強しなければなりません。勉強がよほど得意な方でない限り、法律初学者が市販されている書籍や基本書を使って独りで勉強して合格することは難しいと思います。
やはり、法律初学者は学校(予備校)をご利用頂いた方が良いと思います。

独学のメリットとデメリット

独学のメリットは、受験費用を低く抑えることもメリットです。学校(予備校)の費用は、ばらつきはありますが、主だった学校(予備校)は一年間で二十万円前後になります。

一方、デメリットは、学習効率が悪く時間を浪費してしまうことだと思います。法律初学者はもちろんのこと、法学部生であってもしっかりと大学時代に勉強をしていなければ、合格までに三年以上かかることも珍しくないと思います。それくらい近年の行政書士試験は難しくなっています。