専用メガネなしでで3Dコンテンツが楽しめる
グラスレス3Dは裸眼で3Dが見られる機能。確かに映像に奥行きが出て迫力は増すのだが、やや解像度が下がったようになり、部分的にジャギーが見えることもある。このあたりは評価が分かれるところだろう。テレビ視聴・録画用のアプリケーション「Giga Pocket Digital」は、Windows 8のデスクトップアプリとして動作。ユーザーの好みを解析して「おまかせ・まる録」してくれる便利機能が充実している。
ログインIDで機能が使えないことも
ところで、Windows 8では、パソコン起動時に「Microsoftアカウント」でログインできるようになっている。Microsoftアカウントは、古くからHotmailを使っていたなら「Hotmailアカウント」、最近では「Windows Live ID」と呼ばれていたもの。このアカウントでログインできることで、SkyDriveなどのMicrosoftによるサービスや、Facebookなどのサービスをそのまま利用できるようにしたものだ。これにより、さまざまなサービスを透過的に使えるようになっているのだが、このアカウントでログインする設定になっていると、電源オフから「Giga Pocket Digital」での予約録画ができない。ローカルアカウントでログインする設定であれば問題なく、Microsoftアカウントであっても、電源が入っている状態からの予約録画は行える。使用の際には注意したい。
店頭価格は23~24万円で、中位機種とは4~5万円、下位機種とは8~9万円差。中・下位機種に比べて価格下落が大きくないので、購入時期は予算次第だろう。なお、VAIOオーナーメードモデルでは、より高速なCPUを選択できる。家電量販店なら店頭でもオーダーできるので、予算に余裕があればお薦めしたい。