損害保険/損害保険関連情報

地震に備える保険をアクサがダイレクト初リリース!

地震や噴火、津波などで車が全損になった場合、車両保険では車の修理費用を受け取ることができません。そこで全損時に支払われる特約が登場! 大手損保では2012年1月から販売されていますがダイレクト系ではアクサが11月23日から初めてリリースします。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

  • Comment Page Icon
こちらの記事でも紹介した「車両全損時の一時金特約」が、いよいよダイレクト系からも販売されることになりました。もしもの場合に備えるこの特約、どういった場合に保険金が支払われるのでしょうか?

車両全損時一時金特約の気になる中身

車両保険だけでは、地震が起きて車が全損しても保険金を受け取れません。どう備えておくか、生活の上で車が必須となるかどうかがポイントです

車両保険だけでは、地震が起きて車が全損しても保険金を受け取れません。どう備えておくか、生活の上で車が必須となるかどうかがポイントです

2012年1月から国内大手損保が発売し始めた「全損時一時金」特約。地震で全損時に保険金が受け取れるという特約です。各社で名称は違っても、中身はほぼ一緒。2012年11月23日からアクサダイレクトが発売する保険も同様の保険となりそうです。

保険料:一律5000円
保険金:50万円
支払条件:地震、地震による津波、噴火などで車両が全損した場合。
加入条件:特約として車両保険に付帯するため、車両保険への加入が必須となる。

50万円という金額は大衆車、高級車を問わずに一律となります。中古車の購入や生活再建の移動手段の確保など、一時的なサポートという性格の保険といえます。

50万円より安い車でも、50万円が一律でもらえるの?

保険金は一律で50万円となっていますが、20万円、30万円といった車も50万円もらえるのでしょうか?
保険会社の取り決めによると、車両保険金額が50万円を下回る場合はその金額で保険料を支払うとしています。

・車両保険金額30万円の車なら………30万円
・車両保険金額45万円の車なら………45万円

・ちなみに車両保険金額300万円の車なら………50万円

となります。もともとの車両保険金額が50万円に近いなら文句のない保険金ですが、これを大きく上回る場合は不満が残りそうです。しかし、新たに同等の車を買うためというよりも、当座の資金確保となるようです。

>>地震で少しでも壊れたら保険金はもらえる? 「全損」でないともらえません!

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます