平均的な老後生活を望むなら平均的なリターンで十分
投資信託を使っての老後資金の備え方ということですが、その人の年齢、配偶者の年齢、子供にお金を残すのか、老後の生活はどのようしたいのか?などによって答えは変わってくると思います。そのため、あくまで一般論で書かせていただきます。1. 毎月無理せず投資できる金額を設定し、その金額を積立で投資信託を購入する。
2. 選択する投信は、手数料、管理料の安いものを選ぶ。
3. どのような投信、という点で迷う、あまり考えたくないというのであれば、世界株式と世界債券に連動した投信、もしくはETFにする。
世界株式と世界債券の割合は人によりますが、60:40が基本と思います。世界景気が後退しそうなら債券の割合を高め、世界経済が上向きそうなら株式の割合を高めます。株式と債券をミックスすることでリスクが低減されます。また株式で大幅なゲインが期待できます。
将来=長期スパンを考える場合、世界の経済が縮小することはまずありえません。貪欲に自分の思う市場にお金を投じる方は別として、老後、一般的な生活がしたいという方は、あくまで平均、イコール世界株式&債券に投資するのが得策です。
ほとんどの皆さんが老後の備え=日本の将来が心配ということでしょうから、上記のような世界株式・債券であれば、将来、日本が沈んでも、この投資が相対的に良いパフォーマンスが得られるのではないでしょうか?
もちろん、老後、大金持ちになりたい、大金持ちの暮らしがしたいと言うのであれば、新興国にも投資しないと、世界株式&債券だけでは大きな成果はないと思えます。
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また、投資信託への投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。