発表2週間で2万台近い受注。沸騰するN-ONE人気

人気車になるだろうということは予想していたが、ここまで初期受注が多いとまでは読み切れなかった。なにしろ発表2週間で2万台近い受注を受け、すでに納期3ヶ月。ルーフをホワイトで塗ったモデルは5ヶ月待ちだという。

N-ONEというクルマ、そんなに良いのだろうか?

N-ONE Premium Tourer・Lパッケージ 2トーンカラースタイル (クリスタルブラック・パール×ミラノレッド)

N-ONE Premium Tourer・Lパッケージ 2トーンカラースタイル (クリスタルブラック・パール×ミラノレッド)

まず115万円から買えるターボ無しのベーシックエンジンから。Dレンジをセレクトして走り出すと、当然の如くパワフルとは言えない加速感ながら、だからといって不満というレベルでもない。ワイドレンジのCVTが良い仕事をしており、街中ならクルマの流れに乗ることも容易。

アイドリングストップはスズキやダイハツの新世代モデルのように「停車する前にエンジンも止まっている」というタイプじゃないものの、だからといって決定的な弱点になっているとも思えない。なにしろJC08燃費はカテゴリー最良のワゴンRから5%程度しか悪くない。

もしパワーが必要なら8万円高で買えるターボを選べば良かろう。こちらはアイドルストップが付かないので燃費という点でイマイチながら、1リッターエンジン搭載車くらいのトルク感を持つ。N-ONEのボディ重量なら余裕タップリ。燃費か走る楽しさかか、大いに迷いそう。

試乗して「これは良い!」と感じたのは直進安定性。フィットより長いホイールベースを持つためか、軽自動車と思えないくらいドッシリ走ってくれる。特にターボモデルで高速巡航などすると、エンジンフィールこそ軽自動車ながら安定感はコンパクトカー以上。ロングドライブも苦にならない。

N-ONE Premium・Lパッケージ インテリア

N-ONE Premium・Lパッケージ インテリア

 

リアシートの広さ、デザインのよさがポイント!

実車を見て改めて驚いたのがリアシートの広さだ。運転席を身長183cmの私のポジションに合わせても、リアシートのレッグスペースを十分に残す。このあたりもフィットより長いホイールベースのためなんだろう。N-ONE1台で全て足りてしまうような気分になってくる。

そして何よりデザインがよろしい! クルマを駐めてロックして離れる際、後ろを振り返りたくなる、と言えば理解して頂けるだろうか。ガラスに映った自分のクルマを見ても楽しい。やはりデザインの良いクルマって素敵だと改めて思う。N-ONEを買ったら幸せな気分になれるかと。

弱点は無いのか? 今のところ納期だろう。おそらく当面バックオーダーが溜まっていく。もちろんホンダだって増産するだろうが、3~4ヶ月待ちは覚悟しなくちゃならないか? そうこうしているウチ、マニュアルミッションを搭載するスポーツモデルも出てくると言われている。

ということでおすすめグレードは115万円のベーシックグレード。こいつを買って好みのナビやホイールなどで遊びたい。御予算あるならターボだろう。クルーズコントロール付きの『Lパッケージ』を選べば、遠くに行くときも楽ちんだ。興味のある人はぜひディーラーで試乗してみていただきたい。

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