子供の教育/小学校受験・中学受験・高校受験

小学校受験のメリットデメリット(2ページ目)

今回は、小学校受験が子どもの教育に対してどのようなメリットやデメリットをもたらすのかを「入試内容」と「入学後」の2つの観点からお伝えします。

森 大輔

執筆者:森 大輔

子供の教育ガイド


入学後のメリットデメリット

次に、入学後のメリットについてお伝えします。

それは、ご家庭の望む効果的な教育を受けることができるということです。家庭側も学校側も、互いの教育方針をしっかりと刷り合わせることが出来ています。 また、教師も学校の教育方針を理解・支持した上で採用をされているため、家庭・学校・教師が同じ方向を向いて、子どもをサポート出来るということは、大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、入学後に家庭と学校の教育方針がずれ始めることも無いとは言えず、また、一貫校の場合、良くも悪くもある程度将来が約束されてしまうことは、見方を変えれば、デメリットと言えるかもしれません。

その他のデメリットとしては、小学校受験をした場合、通学範囲が広範囲のため、近所の遊び相手が見つかりにくくなることです。このことは、子どもたちにとっては大きなマイナス要素ではないでしょうか。気軽に遊べる友だちもいなく、地域の子ども会の行事などに参加しても周りは知らない子ばかりで、寂しい思いをさせる可能性もあります。また、多様な価値観に触れる機会を得にくいことはデメリットと言えるでしょう。

デメリットを補うことが大切

今回は、小学校受験が子どもの教育に対してどのようなメリットやデメリットをもたらすのかをお話をさせていただきましたが、小学校受験に限らず、子育てや教育において何かしらの選択をした場合は、その分失うものやデメリットは必ず出てきてしまいます。

大切なことは保護者のみなさんが、自分のした選択のメリット・デメリットを把握し、デメリットの部分を補うことができるかというところではないでしょうか。
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