建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

二世帯の生活を中庭が繋ぐ[大東の家](2ページ目)

さいたま市の落ち着いた住宅地に、家族5人と愛猫が楽しく暮らす家が完成しました。中庭の周りに部屋を配置することで、どの部屋においても採光と通風が行き届き、自然や季節の変化を感じながら生活することができる二世帯住宅です。

執筆者:川畑 博哉

シンボルツリーのある中庭


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中庭
1. 吹抜けのある玄関ホール。正面に中庭が見える。左の階段は上階の子世帯用。
2. 中庭に張り出した浴室の外壁はヒバ堅羽目板。窓の前にはシマトネリコが植えられている。浴室の上は子世帯のテラス。
写真は全てアトリエスピノザ


長いアプローチから玄関に入ると、吹抜けのホールです。廊下の先には大きなガラス越しにシンボルツリーのある中庭が見えます。このセランガンバツのデッキの中庭は家全体の中心に位置していて、親世帯のダイニングや共用のバスルームや母親の部屋、子世帯のダイニングや子供室に窓が開けられています。部屋は中庭を中心にぐるりと回遊できるようになっていて、家族は居ながらにして外の自然や季節の変化を感じることができるのです。

◆建築データと建築家プロフィール


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