コンクリートの基壇に乗った白い家
1. 白い外壁はガルバリウム鋼板。正方形の出窓の下はガレージ。 2. 玄関の上は吹抜け。頭上に木製の階段が張り出している。 3. 玄関の奥は畳の間。右上の窓は1辺2m弱の正方形。 |
駅前商店街から入った細い坂道をゆっくり歩いて行くと、小さな住宅が肩を並べる中に白い箱のような家が現れます。コンクリート打放しの基壇の端はガレージで、室内には外階段でアクセスします。玄関のドアを開けると、ホールが吹抜けになっているのに驚き、そこに木製の階段が壁から片持ちで張り出しているのに2度驚きます。玄関ホールは三角形でその先は小さな和室で、その奥にも空間が続いているのが分かります。床から2.35mの位置に開けられた正方形の窓から入り込む外の光が、北向きの玄関ホールを明るく照らしています。
◆建築家プロフィールと建築データ