ブッフェ・食べ放題・バイキング/ホテルのランチブッフェ・食べ放題・バイキング

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」

日本のブッフェの歴史は帝国ホテルの「インペリアルバイキング サール」の前身である「インペリアルバイキング」から始まった。サールの歴史や魅力について迫る。

東龍

執筆者:東龍

ブッフェ・フレンチガイド

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」

御三家ホテルのひとつである帝国ホテル。17階には、日比谷公園を一望できる居心地のよいウェイティングスペースが設けられている。多くの人がこのウェイティングスペースで、今か今かと期待を胸に待ちわびている。この光景は土日祝日だけではなく、平日でも同じだ。

何を待っているのかというと、「インペリアルバイキング サール」(以下、サール)のオープンを待っているのである。
ウェイティングスペース

 
帝国ホテルの「インペリアル」に「バイキング」を合わせ、さらには原点に立ち返る意味もあって、ラテン語で塩を意味する「サール」を後ろに付与した店名。
ここからだけでも、帝国ホテルの意気込みが伝わってくる。ブッフェが好きであればもちろん。ブッフェがあまり好きではなくても、是非一度は訪れていただきたいブッフェレストランだ。なぜなら、ブッフェレストランとして素晴らしいだけではなく、歴史的にも非常に価値が高いからである。先ずはその内容を見てみよう。

アプローチによる効果的な演出

アプローチ

 
エントランスを入るとまず長いアプローチがある。普通は、店の外から料理台が見える方が安心できるのでよい。従って、アプローチはマイナスになるが、サールの場合は違う。帝国ホテルという絶対的な安心感があるので、アプローチがあることによって、期待感をより高められているのだ。
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