初心者にもおすすめのクラシック音楽名曲名盤 ベスト5
クラシック入門におすすめの名曲名盤 ベスト5を紹介
「クラシック音楽を楽しみたい!」と思うものの、いざ聴いたら退屈で眠かった……というのはよく聞く話。詳しく尋ねると、選曲、そして演奏もベストではないものをセレクトしてしまっている場合がほとんど。クラシックを好きになるには、名曲を名演奏で聴くのが一番です。ということで珠玉の名盤5つをご紹介します!
<目次>
5位:ストラヴィンスキー『春の祭典』
まずは聴いて眠らない眠れない(?)、20世紀音楽史上最大のスキャンダルと言われるこの曲を。原始的な粗暴なリズムに、大編成のオーケストラによる咆哮で、初演の際は観客が大ブーイングして大混乱になったとか……。確かに今聴いても刺激的な音楽ですが、ロック・ミュージックに通じる現代性があり、さらにクラシックらしいスケールの大きさが味わえるため、この曲がきっかけでクラシック好きになった、という人は多いです。指揮:ピエール・ブーレーズ オーケストラ:クリーヴランド管弦楽団
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4位:チャイコフスキー:『ヴァイオリン協奏曲』
ヴァイオリン:諏訪内晶子 指揮:ドミトリー・キタエンコ オーケストラ:モスクワ・フィルハーモニック管弦楽団
後にスタジオ録音したこちらのアルバムもある
■チャイコフスキー国際コンクール盤
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■スタジオ録音盤
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3位:モーツァルト:『ディベルティメント K.136』
“神童”モーツァルトと言えば、胎教に良いなどしばしば話題にもなる、明るく美しく良いクラシック音楽の代表。ディベルティメントは「喜遊曲」と訳され、貴族の食事のBGMなどのために作られた、堅苦しさの全くない気持ちの良いジャンルで、モーツァルトのK.136は弦楽器のみのシンプルさと疾走感ある作曲が人気の曲です。指揮:トン・コープマン オーケストラ:アムステルダム・バロック管弦楽団
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2位:J.S.バッハ:『ゴルトベルク変奏曲』
ゴルトベルク変奏曲でデビューした孤高の天才グレン・グールドは奇しくも生前最後に発表した録音もゴルトベルク変奏曲。そちらも名演
ピアノ:グレン・グールド
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1位:ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲『四季』
さて栄えある1位は、華やかな「春」がテレビCMなどでお馴染みのこの有名曲を! 穏やかな曲と思われていますが、実はとても斬新な曲。というのも、楽譜に沿ってソネット(詩)が添えられ、音楽で四季を具体的に表現しようとした野心作だから。指揮&ソロヴァイオリン:ファビオ・ビオンディ オーケストラ:エウローパ・ガランテ
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以上、名曲かつ名演の5つをご紹介させていただきました。ぜひここからクラシック音楽の豊かな扉を開いてみてください。
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