フクロモモンガ/シュガーグライダー(Petaurus breviceps)

 

 

 

 

 

 

フクロモモンガは、テレビでも取り上げられ、大きなうるうるまんまるおめめ、そして犬以上に「ベタ慣れ」する点が人気です。


【外見】
・体長20cm程度。その半分はしっぽの長さです。

・普通のモモンガはネズミと同じげっ歯類ですが、こちらは名前の通り「フクロ」を持っている有袋類です。赤ちゃんが生まれると、お腹の袋で育ちます。


【性格】
・本来は社会性の高い生き物で、寂しがり屋です。多頭飼いすると密集しています。逆に単体で飼うときは飼い主が「仲間」。臆病なので初めは「ぐわぐわ」と鳴きながら二本足で立って威嚇されますが、ひたすら触ってあげて「自分は敵じゃないよ」ということをわからせてあげながら、愛情を注いであげてください。犬以上にベタ慣れする、というのはこの点にあります。ただし、すでに大人になっている個体はなかなか慣れませんので注意が必要です。

・夜行性。ごはんをあげるときは夕方以降に。ちなみにうちでは夜中の3時に「アンアンアン」と仲間を呼ぶ鳴き声を発してよく起こされます。

・昼間は寝ていますが、その間にポーチに入れて飼い主の服の中に吊るし「安心して寝ている間に飼い主のニオイに慣れさせる」という方法も有効です。

・狭いところが大好きです。部屋に放して、目を放した隙にエアコンの中に入ってしまった、なんて話も聞きます。部屋の隙間を徹底的に埋めるか、蚊帳を建ててその中だけで放すなどしてください。

・食べかすを散らかします。さらにはトイレトレーニングも無意味です。寛大な心を。


【ごはん】
・フクロモモンガは英語で「Suger Glider」といい、甘いものが大好きです。果物を中心に野菜を取り入れて、ごまかしながらいろいろ食べさせます。

・雑食性で、動物も食べます。コオロギ、ミルワーム、ピンクマウスなど。虫が苦手な方は、コオロギパウダーや豆腐で代用を。

・赤ちゃんのうちはヤギミルクと離乳食が必要です。ミルクはスポイトやシリンジを使って与え、離乳食はモモンガフードを水でふやかして与えます。


【必要なもの】
・縦にも横にも大きなケージ
・シェルター(フリース製のポーチなどもOK)
・水入れ(ハムスター用のものでもOK)
・登り木
・暑くも寒くもない環境(エアコンなど)
・自分で考え調べる真摯さ(フクロモモンガについて書いてある文献等が少ないためです)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。