クサガメは、慣れると飼い主とその他の人とを判別できる!?
吉本ばななさん(作家)が、何かペットを飼おうとして、友人に相談したら「作家はカメよ」と言われたとテレビで言っていました。
「動かないし、散歩もいらないし、エサは2日に1回でいいし、猫のようにかまってやらないとパソコンにおしっこしてショートさせてしまうこともない。作家だってカメみたいなもんじゃないの」と言われたらしいです。
この話を私の友人にすると、
「クサガメって意思疎通できるんだよ。ミドリガメみたいに凶暴じゃないし、おとなしくて可愛いらしいよ。飼ってる友達がカメを水槽から出してテーブルの上で遊ばせておいたとき、おやつを食べ始めたら欲しそうにこっちを見てるから『食べる?』って聞いたらウンウンというように首を縦に振ったのであげたら喜んで食べたんだって」
「え、カメが?」
「そうそう。カメって雑食性だから人間の食べるものは何でも食べられるらしいよ」
ペットショップではカメ用の配合飼料も売ってるようですが、その他にリンゴやバナナ、アボカド、キャベツのような果物や野菜も喜んで食べるようです(丸のままじゃなくスライスしてあげます)。
クサガメはミドリガメよりも臆病ですが、慣れると犬や猫と同じように飼い主とその他の人をちゃんと判別します。
泳ぐのは上手じゃないので、決して、広いほうがいいだろうなどと、残り湯の入った湯船に投げ込んだりしてはいけません。溺れます。クサガメには岸が必要なのです。
屋内飼育のカメはムリに冬眠させる必要はありません。一年中仲良くして楽しく過ごしましょう。また、紫外線に当たらないと甲羅や骨が軟化してしまうので、日光浴は毎日させましょう。水槽ごと日に当てれば十分です。