じつはとても飼いやすい「ボールパイソン」

 

 

 

 

ボールパイソンは、昔は初心者向きでありませんでしたが、最近は国内でも丁寧に飼育され、その生態も徐々に認知されてきたおかげで、爬虫類ペットの登竜門的存在になりました。

【外見】
生まれたては手のひらよりも小さいですが、大人になると130cmくらいになります。首に比べて胴体部分は太いグラマー体型なので、小さい割に迫力があります。でも目はつぶら。よく見ると瞳孔は縦長ですが、基本は真黒なのでかわいいです。

【性格】
性格はとてもおとなしく、大抵のヘビは恐怖を感じると威嚇するのに対し、ボールパイソンはぐるぐるととぐろを巻いて頭を隠します。環境に慣れてくると、大抵のことには驚きもしません。

おとなしいので、ハンドリング(触ること)も比較的容易です。ケージの掃除中や、お風呂上りに首にかけると、弾力のあるひんやりとした肌が心地いいです。

動きも緩慢で、にょーろにょーろと動きます。ただ、エサを見ると目の色が変わるというか、野生モードのスイッチが入ります。

「噛み付く→巻き付く→締め上げる」という一連の動作を、まさに文字通り一瞬の間に行います。いつもの動きからは想像できない一面に惚れ直します。

【ごはん】
爬虫類を飼う上で、もっとも難関なのはエサです。ヘビは基本的にマウスを食べます。ペット屋さんで冷凍マウスが売られていますので、それを購入して解凍して与えることになりますが、慣れるまではちょっと辛いでしょう。

【飼い方】
飼うのに必要な機材は、主に下記の通りです。

・床に敷くパネルヒーター
・ペットシーツ(またはバークチップや新聞紙などの床材)
・絶対に逃げ出す隙がないケージ
・水入れ
・シェルター(隠れる場所。暗くて狭ければOK)

食事やうんちの間隔が3日~1週間に一度、季節によっては数ヵ月何も食べません。ニオイもなく、とても飼いやすいペットです。
ただし、変温動物なので体温調節ができるよう、床(ケージの下)にパネルヒーターを置き、寒いと感じたらその上に逃げられるようにしておく必要があります。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。