ソニーのブルーレイレコーダーは自動録画や時短視聴などのユーザーに手間をかけないレコーダーライフを提供してくれるのが特徴だ。その特性をコアに、さらに進化したのが新世代のBDZ。メインストリーム機種はトリプルチューナーとなり3番組を同時に録画できるようになった。また、外付けハードディスクにも「おまかせ・まる録」できるようになったのは便利。そして、録画を見たいところから再生できる「もくじでジャンプ」機能を搭載したことでよりユーザーが好きな部分だけを楽しめるように進化した。今回はこの新世代BDZのなかで中核機種になりそうな1TBのハードディスクを搭載したトリプルチューナー搭載機「BDZ-ET1000」のレビューをお送りします。
外観
外観は一段と薄くスマートになった。左右のサイドを見るとわかるが従来あったエアインテークがなくなっている。それでいて、実際に使ってみても発熱が高いということもないので、半導体的進化によってで発熱が低減したということになるだろう。価格が安い店で7万円台(原稿執筆時点)とあまり高級機種ではないため、天板などにしても高級感があるという感じではないが、全体にセンスよくまとめられている。
前面。従来機と比較してかなり薄くなった。
背面のコネクタ構成はシンプル。USB端子はHDD専用となる。ちなみにビデオカメラやデジカメは前面のUSBコネクタに接続する。LAN端子もあるが、無線LAN機能も搭載している。
アナログ端子が減ったせいでシンプルな背面。
リモコンは従来の基本デザインを継承しているが、後述のように機能が変更、追加されている。
基本デザインは継承したが地道に進化したリモコン
次ページでは無線LANや録画予約機能についての話をします。