1社につき2~3出てくる見積もり……保険料はどう違う?
自分の好みや現在の契約と同じ内容で見積もりを取ってみると、入力した内容のほかにも複数の見積もり結果が表示されることがあります。見積もり一括サイトなどで各社が一覧で表示される場合は1社につき1つの保険料ですが、その後郵送で届く保険会社別の案内ではやはり2~3の保険料が記載されています。一般的な保険会社の場合、おおよそ以下の3つに分類できます。
●ユーザーが入力した内容の見積もり
基本プラン、ベーシックプラン、お好みプラン、スタンダードプラン等、見積もり側のリクエスト通りの保険内容と保険料です(保険会社により詳細は異なります)。
●入力内容より高い見積もり
上位プラン、グレードアッププラン、補償充実プラン、安心プラン等、入力した内容よりどこかが補償充実になり、保険料も高くなっています。
●入力内容より安い見積もり
エコノミープラン、お手軽プラン、人気プラン等、補償内容のいずれかが削られ、その分保険料が安くなっています。
値段の高い、安いによるメリットとデメリット
元々のプランで検討するつもりでいても、「金額が高いからきっと安心」と思ったり、「グレードが低くてもかなり安いからコレ」と思ったりすることもあります。しかし、値段の違いにはそれなりの理由があるものです。高い見積もりと安い見積もりのメリット、デメリットは次の通りです。●高い見積もり
・メリット…他プランより補償が充実
・デメリット…高すぎる保険金設定や、不要な特約がついている場合も
●安い見積もり
・メリット…保険料が安く抑えられる
・デメリット…本来つけておくべきだった補償が削られている。いざという時に必要な保険金がおりない場合も
どのプランでも基本的な対人賠償、対物賠償が削られることはまずありませんが、補償の中身を知って保険選びに役立てたいものです。
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