シンガポール/シンガポールの観光・カジノ

トランジットで行ける、シンガポール市街地観光ツアー(2ページ目)

トランジットサービスが充実していると評判のシンガポールチャンギ国際空港。中でも特に人気が高いという、シンガポール市街地観光フリーツアーに実際に参加してみました。所要時間2時間で、マーライオンからマリーナベイサンズまで、主要スポットが観光できるお得なツアーに大満足!

稲嶺 恭子

執筆者:稲嶺 恭子

シンガポール・沖縄ガイド

歴史的景観エリアは歩いて散策

高層ビル群の街の中へとバスは進んでいき、一旦停車。MRTの駅でいうと、ラッフルズプレイスの近くにある、ラッフルズ卿の像がある歴史的景観地区の周辺でバスを降りて、ここからは歩いてシンガポール見学です。

ガイドさんが案内をしてくれるので、英語のわかる人はガイドさんの側にいると、さらにシンガポールついて知ることができますよ。まずアンダーソン橋を渡るのですが、ここもシャッターチャンス。橋からは、川辺に、金融の中心地でもあるこのエリアらしい高層ビルが立ち並ぶという、こちらもシンガポールらしい景観が楽しめます。

説明文

白亜のコロニアルな外観が美しい、シンガポールを代表するホテルのひとつ、ザフラトンシンガポール

橋を渡ると、シンガポールを代表する高級ホテル、ザ フラトン シンガポールが見えてきます。このホテルはかつて郵便局だったという白亜のコロニアルな外観が素敵。ホテルの前の信号を渡って、次の地点へ移動するのですが、この信号はF1レースの時に見どころとなるカーブがある場所なので、チェックをお忘れなく。  

 

ついにご対面! マーライオンと記念撮影

説明文

シンガポール観光のメッカ、マーライオン公園のマーライオン。記念撮影スポットとしても人気

説明文

世界中から観光客が訪れる、マーライオン公園。エスプラネード橋の上から撮影すると向こう岸のマリーナベイサンズも入る

信号を渡るとお待ちかね、マーライオンとのご対面です。海辺にせり出したマーライオン公園では、2012年9月で40歳を迎えたマーライオンが勢いよく水を吹く雄大な姿を目にすることができます。ここで一旦自由時間。10~15分ほどの時間がありますので、ぜひマーライオンと一緒に記念撮影をしましょう。ここでのポイントは、マーライオンの後ろに、マリーナベイサンズを入れ込んで写真を撮ること。さらに、公園の後ろにある小さなマーライオンも見ておくことです。

説明文

こちらが元祖マーライオン。小さいけれど歴史が詰まっていて風情があります

かつて世界三大がっかりなんていわれていたマーライオンですが、2002年にこの地に、大きなマーライオンを建設したことで、三大がっかりからは脱却! ……したのですが、もともとのマーライオンもこの時にこの場所に移されました。その元祖マーライオンが、この小さなマーライオンなのです。こちらもなかなか風情があるんですよ。40周年を記に、汚れや小さな傷なども全て修理され、大きなマーライオンとともに真っ白に美しくリニューアルされています。

 

再びバスでチャイナタウンへ

説明文

ショップハウスが立ち並ぶチャイナタウン。お祭り用の提灯がカラフルでした

マーライオン公園を見学した後は、再びバスへ。市内中心地を走るバスの車窓が一気に変わってくると、そこはチャイナタウンです。シンガポールのチャイナタウンにはショップハウスと呼ばれる独特の建物が立ち並んでいて、とても個性的。シンガポールで最初にチャイニーズが住み着いた、まさにシンガポールの起源ともいうエリアの活気を感じることができますよ。

そのままMRTタンジョンパガー駅方面を通過し、チャンギエアポートへと戻っていき、今回のツアーは終了。2時間というと長いように思いますが、実際はあっという間。今回参加された人たちも、次回はぜひトランジットではなくシンガポールをゆっくり訪れたい、と言っていました。シンガポールで暮らしていた私でも、ガイドさんの案内はとても興味深いものでしたし、観光としてもシンガポールのおいしいとこどりができて、とても楽しめました! 

今回のツアーには日本人は3組ほど参加していましたが、まだまだ日本では知られていないこのフリーツアー、シンガポールでトランジットを考えている人には、かなりオススメですよ。ちなみに、最終の18時30分のツアーはナイトツアーになるので、コースが一部変更になるそう。大都会シンガポールの夜景をメインとしたツアーも好評です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます