ストーンの種類
実はラインストーンにはいくつか種類がある
「ラインストーン」と呼ばれるキラキラ輝く小さな石の中では、スワロとアクリルビーズの2種類がよく知られています。最近では、この他にも輝度を増したプラスチック製ストーンなども販売されており、価格や輝き具合、カッティング、カラーバリエーションなどが異なります。
通称「スワロ」はスワロフスキー社製のエレメントのことで、ガラスならではの繊細な輝きが魅力的。さらに裏面が平らな「フラットパック」と全面カットの「ビーズ」、アイロン接着できる加工がしてある「ホットフィックス」の3種類に分けられます。今回ご紹介するようなデコに使用するのは、フラットパックです。
一番左がSS5、一番右がSS20
また、スワロフスキーの場合は大きさが「SS●」という名前で分類されています。SS3は直径約1.7mm、SS7は約2.1mm……という具合に数字が上がるほどボリュームも大きくなり、SS20では直径約5mmになります。小物のデコに使うサイズは、だいたいSS20までがおすすめです。それ以上大きなサイズは、アクセント的にポイント使いする程度がよいでしょう。
手前がアクリルストーン、奥がスワロフスキー。よく見ると輝きが違います
アクリルストーンはプラスチック製のストーンのことで、スワロよりも安価に買い求められます。同じ分量の場合、約1/3~1/10のコストで購入できます。独自のカッティングにより光の乱反射が多く、よりキラキラした見た目に仕上がるのはスワロですが、材料費もそれなりに張るので目的に応じて使い分けるといいでしょう。なお、スイーツや花を模したパーツやパールカラーの半円ビーズなど様々なパーツもありますよ。
なお、ストーンの必要数はストーン定規などを用いながら計算するのがおすすめ。ガイドがiPhone4のデコを行った際に使用した総数は、SS3~SS20まであわせて1200個あまり。金額的には5000~6000円程度になりました。
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